ゴジラ生誕70周年記念作品「ゴジラ-1.0」(ゴジラマイナスワン)が11月3日に公開されます。合わせて、ティーザービジュアルと特報映像が発表されました。
「ゴジラ-1.0」は戦後の日本を舞台としており、戦争によって無(ゼロ)となった状況へ追い打ちをかけるようにゴジラが出現。公開された特報映像では、荒れ果てた都市で生活する人々を負(マイナス)へたたき落すかのように暴れ回るゴジラの姿が映されています。
1954年に第1作目が公開されて以来、日本のみならず世界中を魅了し、衝撃を与えてきたゴジラ。日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる「ゴジラ-1.0」は、生誕70周年を迎える2024年に先駆けて、シリーズ第1作と同じ11月3日(ゴジラの日)に公開されます。なお、北米での公開も決定しており、「GODZILLA MINUS ONE」のタイトルで12月1日から上映されるとのことです。
同作の監督と脚本、VFXを担当する山崎貴さんは、「ALWAYS続・三丁目の夕日」(2007年)の冒頭にもゴジラを登場させて観客を驚かせ、映像監督を務めた西武園ゆうえんちのアトラクション「ゴジラ・ザ・ライド」も好評を博した映像作家。「劇場で『観る』のではなく、『体験』するにふさわしい作品になったと思います。ぜひ最恐のゴジラを最高の環境で体感していただきたいと思います」と、同作の手応えを語っています。
ネット上では「『ゴジラ-1.0』ティーザーもポスターも解禁されたけど人間の主要キャストは一切分からない作りになってるの、マジで「主役はゴジラ!!」って意気込みを感じる」「『ゴジラ-1.0』すごいな。『シン・ゴジラ』では一般市民が被害に遭う直接的なカットは割と最小限だったけど、今回は特報の時点でだいぶ容赦なさそう」など期待の声が寄せられており、同作のタイトルがTwitterでトレンド入りしました。
監督:山崎貴さんコメント
何もかもを失った戦後の日本。そこに追い打ちをかけるような、かつてない絶望を与える存在を描く。そんな意味も込めて「ゴジラ-1.0」というタイトルは生まれました。そしてそのことを描くために「恐怖」そのものが歩いてくるかのように見えるゴジラの姿と、絶望に絶望を塗り重ねるような設定をスタッフ共々作り上げてきました。僕が今まで作ってきた映画の集大成になっていると思います。そしてそれは劇場で「観る」のではなく、「体験」するにふさわしい作品になったと思います。ぜひ最恐のゴジラを最高の環境で体感していただきたいと思います。
(C)2023 TOHO CO.,LTD.
読まれている記事
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 日本アカデミー賞が発表 「シン・ゴジラ」が最優秀作品賞・監督賞、「この世界の片隅に」が最優秀アニメ賞を受賞!
おめでとうございます! - ゴジラと共闘の電子ロボ「ジェットジャガー」、スーツ再現&新作短編制作クラファン実施
ジェットジャガーが復活だと……? - 釈由美子、ゴジラ映画出演時のボディースーツに19年ぶりに袖を通す 「当時とサイズが変わってなくてホッとしました」
思わず「行くよ! 機龍!!」とセリフが飛び出したそうです。 - 「ゴジラ」シリーズ29作品、累計動員数が1億人を突破!
シン・ゴジラは公開4日間で動員71万人、興行収入10億円を記録。 - コングの拳がゴジラに刺さり、ゴジラのビームが天を割く! 「Godzilla vs. Kong」予告動画が公開
ゴジラは人類の敵なのか。 - 「ゴジラ×メカゴジラ」の監督が語る2時間ドラマの歴史 同人誌『あなたの知らない2時間ドラマ制作の世界』
貴重な記録。