ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

前澤友作、“億超え”ストラディバリウスを天才少女に貸与 「お貸しできることを大変光栄」(1/2 ページ)

落札額3億9000万円のストラディバリウス。

advertisement

 スタートトゥデイ(現ZOZO)創業者で経営者の前澤友作さんが8月10日にInstagramを更新。自身が所有しているストラディバリウスの「HAMMA」(※)を12歳のバイオリニスト・HIMARIさんに貸与したことを報告しました。

(※)ストラディバリウスとは、イタリアのストラディバリ父子3人が製作した弦楽器のことで、特に父であるアントニオの17世紀から18世紀にかけての作品が有名。「HAMMA」はそのうち弦楽器コレクターとして著名なフリドリン・ハンマがコレクションしていた名器のこと。

前澤友作のストラディバリウス
HIMARIさんにストラディバリウスを貸与する前澤さん(画像は前澤友作Instagramから)

 「12歳の天才ヴァイオリニストHIMARIちゃんに、僕が所有する1717年製ストラディバリウスの「HAMMA(ハンマ)」をお貸しすることになりました」と報告し、バイオリンをHIMARIさんに手渡しする写真を含めた2ショットなどを公開した前澤さん。

 「名匠ストラディバリによって300年以上前に製作され、その後、何人かのオーナーに大切に受け継がれてきたこの名器を、なんとまだ12歳、そして日本が生んだ天才HIMARIちゃんにお貸しできることを大変光栄に思います」とコメント。「音楽を愛し、夢を追いかけ、努力を積み重ね、見るたびに成長していくHIMARIちゃんを見ながら、僕も頑張らないとと刺激をいただいています」と小さなバイオリニストのパワーに影響されたことを明かしています。

前澤友作のストラディバリウス
ストラディバリウスを手にしたHIMARIさん(画像は前澤友作Instagramから)

 HIMARIさんは3歳からバイオリンを初め、6歳でプロのオーケストラと共演。第15回リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際ヴァイオリンコンクール2021では史上最年少で、1位を上回る特賞グランプリを獲得しており、他にも世界中のコンクールで優勝しています。

 また、2022年には米ペンシルベニア州の難関名門校・カーティス音楽院に最年少で合格しており、世界的に活躍する若者を対象に奨学金事業を行う「江副記念リクルート財団」の第52回奨学生にも選ばれています。前澤さんも「是非みなさんも機会がありましたら、HIMARIちゃんの演奏に耳を傾けてみてください。ホントにすごいですから」と太鼓判を押しています。

前澤友作のストラディバリウス
ストラディバリウスで演奏するHIMARIさん(画像は前澤友作Instagramから)

 ファンからは「こういう夢のあることをサラッとやるところ尊敬します!!」「前澤さん、素晴らしいサポート」と前澤さんの行いへの支持とともに、「こんな年齢からストラディバリを弾いていたら、どんな演奏家になるんでしょうか。とても楽しみです!」とHIMARIさんの将来への期待が寄せられています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る