ROLAND、海外事業撤退で6000万円損失は「単純に自分の実力不足」 気遣うスタッフに心境語る（1/2 ページ）

マレーシア事業から撤退を決めた翌日の様子。

[羽野源一郎，ねとらぼ]

　“ホスト界の帝王”こと実業家のROLANDさんが8月16日に自身のYouTubeチャンネルを更新。約6000万円を損切し、日本で経営している脱毛サロンのマレーシア事業から撤退することを決めた翌日の落ち込みぶりと反省を公開しました。

　ROLANDさんは8月8日に更新したYouTube動画で、脱毛サロンの出店を予定していた現地のショッピングモールを視察する動画を公開。客足以前にテナント数が圧倒的に少ないという悲惨な現状を知り、「蓋を開けてみたらテナントが入ってない」とモールの経営会社社長を追求。話し合いを経て、マレーシア事業から撤退することを決断しました（関連記事）。

　工事費と保証金を合わせて約6000万円の損失を出したROLANDさん。さすがにショックは大きく、8月16日に公開された動画の冒頭では、恒例となっている宿泊先のルームツアーを行うも、「難しいな……このホテルは……」「そんなめちゃめちゃ贅沢したい訳じゃない」と発言してしまうなど、いつものキレが完全になくなっています。

　傷心のROLANDさんを笑顔にすべく、ディレクターはマレーシア観光を提案。自分を慰めようとしてくれるスタッフに「（これまで）感情ないのかなと思ってた」と冗談を言いながら、現地の観光スポットや遊園地を満喫。ジェットコースターの待ち時間には“一番楽しかったアトラクションは待ち時間だと相手に言わせる自信がある”とトーク力について語り、居合わせた客に自分のYouTubeチャンネルを紹介しフォローしてもらうなど、少しずつ調子を取り戻していきます。

マレーシア観光に誘われるROLANDさん（画像はYouTubeから）

　また、園内ではYouTubeを通じてROLANDさんを知ったという現地の女性ファンに遭遇。サービス精神旺盛なROLANDさんは、顔を真っ赤にして大喜びするファンとの記念撮影やハグに快く応じました。

現地のファンと記念撮影（画像はYouTubeから）

　ROLANDさんはマレーシア観光で気分転換ができたことをディレクターに伝えつつ、「良い教訓。勉強だと思うようにしてます」「単純に自分の実力不足」と事業撤退についてあらためてコメント。観光中も何人ものファンと出会えたことを驚くディレクターに、「数年後はもっとすごい」とさらなる飛躍を誓いました。

事業撤退を振り返る（画像はYouTubeから）

　コメント欄には「ROLANDさん、どうか元気をだして！」「人間味溢れてて、周りの人に愛されるのがわかる」「経営者としてのローランドさんもほんとにかっこいい」「ROLANDと会えた女の子はとてもラッキーだね！」など、さまざまな言語で激励や動画への感想が寄せられています。