Instagramに「保健所にやろうと思ってるから、いるならどうぞ」と言われた5匹の子猫を保護、無事に飼い主が決まるまでのお話が投稿されました。飼えないなら飼わないこと、飼えないなら里親を探すことが当たり前になりますように。
投稿主さんのお家には、捨て猫や保護猫、迷子猫など、さまざまな背景を持つ7匹の猫ちゃんが暮らしています。そんなたくさんの猫ちゃんたちと暮らすドタバタしつつも癒やされる日々を送っていた投稿主さんのもとに、お母さんのお友達から衝撃的なSOSが届きます。
お友達のSOSの内容、それは「会社の人の家で子猫が生まれたけれど、飼えないから保健所にやると言っている。1匹でもいいから引き取ってもらうことはできないか」というものだったのです。
SOSの内容はあまりにも衝撃的ではありましたが、投稿主さんの夫は以前より黒猫を飼いたいと思っていたとのこと。そのため取りあえず子猫を見に行くと、飼い主は悪びれる様子もなく子猫を連れてきて「どの子でもどうぞ」と言ってきたのです。
さらに飼い主は母猫にエサはやっているものの、あくまで「自分では飼っていない」と言い張っていたのだそうです。これでは1匹や2匹を引き取ったところで残った子猫は処分される可能性が高く、また子猫が生まれたら同じことを繰り返す可能性も否定できません。
投稿主さんは飼い主の様子に絶句しつつも、「母猫の避妊手術をすること」を条件に5匹全員を引き取ることを決めたのでした。
その後5匹の子猫たちのうち2匹は保護猫活動をしている投稿主さんの親戚が、2匹は投稿主さんの後輩が里親になってくれました。投稿主さん宅でもりもりおいしいごはんを食べ、人慣れ修行や猫慣れ修行にはげんだ子猫たちは無事、“ずっとのお家”へ旅立っていったのでした。
なお残る1匹の黒猫に関しては夫が手放さず、投稿主さん宅の猫ちゃんは7ニャンから8ニャンになってさらににぎやかさが増したのだとか。
こちらの投稿には、「本当に身勝手な人によって命を絶たれようとした子猫ちゃん達の救世主になってくれてありがとうございます」「尊い命の保護ありがとうございます」といった、たくさんの感謝のコメントが寄せられています。
猫はとても繁殖力が強く、計算上では1匹の猫が1年で20匹に増え、2年で80匹以上に増えることが可能とされています。猫を飼うときは子猫が産まれても大丈夫かどうか考えて、場合によっては人間と猫が幸せに暮らすために避妊去勢手術を検討・実施することも大切ですね(参考資料:環境省)。
投稿主さんはInstagram(@8nyancos)に、自宅で暮らす8ニャンたちや保護猫活動の様子を投稿しています。さまざまな背景を持つ8ニャンたちが気になる人は、遊びに行ってみると良さそうです。
画像提供:nekosukisan(@8nyancos)さん
(三日月 影狼)
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