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岡田奈々「痩せたい、でも食べたい」 摂食障害経験を語り反響「救われる人がたくさんいると思います」(1/2 ページ)

10代の頃の摂食障害について自身の経験を語っています。

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 「AKB48」元メンバーの岡田奈々さんが8月18日にYouTubeチャンネルを更新。10代のころに悩んでいた摂食障害について自身の経験を赤裸々に語り「話してくれてありがとう」と反響を呼んでいます。

「AKB48」元メンバーの岡田奈々
摂食障害の経験を語る岡田さん(画像はYouTubeから)

 14歳でAKB48に加入してからは食べる間もないほど忙しく、体重は一番軽い時で36キロだったと語った岡田さん。ところが16歳になったころ突然食事をすることが大好きになり、1人でパンやドーナツを5個食べるなど食欲がエスカレートしていったといいます。

 岡田さんは「菓子パンが原因です」と自身の摂食障害の引き金について分析。その後は「1日3食出るロケ弁を毎食3個ずつ食べ、帰宅後は母親の作る食事や冷蔵庫に入っている家族の食事まで食べていた」「冷凍食品は解凍する時間も惜しくて冷凍したまま食べた」など激しい食への執着も告白しました。

「AKB48」元メンバーの岡田奈々
過食と過食嘔吐について語る岡田さん(画像はyoutubeから)

 そして「痩せたい、でも食べたい」という気持ちから「吐いちゃえばいいんだ」と思い立ち、過食嘔吐(おうと)が始まったとも。すぐに洗い流せることを理由に浴室で嘔吐し、家族に見つからないよう風呂桶に入れた吐しゃ物をトイレに捨てていたと生々しいエピソードも明かしました。

 ある時、浴室で吐いていることを母親に気付かれた岡田さんは、それからはトイレでもどすようになったものの、1人暮らしをきっかけに「冷蔵庫にご飯がないから」「トイレの掃除が面倒だから」「お金がないから」の3つの理由から約3年間の摂食障害が完全に止まったと説明しています。

「AKB48」元メンバーの岡田奈々
摂食障害に悩んでいる人へ語りかける岡田さん(画像はyoutubeから)

 摂食障害の経験を語ることで「困っている人がいたら助けになれたらいいな」と思ったという岡田さん。摂食障害を克服中のフォロワーや、身内に摂食障害の人がいるというフォロワーから「話してくれてありがとう。これだけ話せる様になるまで色々あったと思います」「今同じ病気で苦しんでるいる人にとっては大きな希望になると思います」と感謝の声が。また「自分を大切に」と語りかける岡田さんに「ほんとみんな自分を大切に、愛してあげて」「自分を大事にって言ってくれてありがとう」と寄り添う声が届いています。

 岡田さんは4月に更新したInstagramで34.4キロを表示した体重計の写真を公開し「軽すぎる…心配になっちゃう」「お身体に気をつけて、必要ならきちんと治療を受けてくださいね」と心配の声が寄せられていました。

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