8月2日〜8月7日に開催された「青森ねぶた祭」内での運行支援スタッフによる暴力行為について、青森市の西秀記市長が記者会見のなかで「決して許されることではない」と、あらためて批判しました(関連記事)。
西秀市長は8月22日、記者会見の質疑応答のなかで、NHKの記者から暴力行為についての見解を問われ、「あのような行為は決して許されることではない。二度とあってはならないことだと思っている」とコメント。
公益社団法人 青森青年会議所が2024年度の青森ねぶた祭への参加を自粛すると発表したことについては、「(団体の)内部でみんなでしっかり話し合って今回の自粛を決めたことは、私としては一定の評価をしたいと思っている。誰かに言われたからこうするのではく、自発的に自分たちの見直しをしたことは評価したほうが良いと考えた」と語りました。
「十分反省しているということだったので、これから反省している気持ちをどのような形で行動で示していくか。われわれはずっと見届けていかないといけないと思っている。それに応えるだけの行動ができる組織だと思っているので、期待しながら見ていきたい」(西秀市長)
SNS上では7日ごろから、青森ねぶた祭で運行支援担当者が、曳手をうちわ・平手で殴打する動画が拡散していました。青森青年会議所は8日、動画拡散を受けて謝罪。該当行為は6日運行中に、該当行為は運行支援担当2人(会員1人、ボランティアスタッフ1人)が、ねぶたが障害物にぶつかったことから、曳手6人(会員1人、ボランティアスタッフ5人)の気合いを入れ直す気持ちでしたとのこと(関連記事)。
西秀市長は11日、青森市の公式サイト上で、暴力行為について「非常に残念でなりません」などコメントを発表(関連記事)。また、青森青年会議所は18日、2024年度の青森ねぶた祭への参加を自粛すると発表しました(関連記事)。
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