青森ねぶた祭での暴力動画が拡散 団体「来年度の参加自粛」を発表 「注意や指導しづらい雰囲気」原因か(1/2 ページ)

「当会議所の運行を見直す時間に当てたい」としています。

» 2023年08月19日 08時15分 公開
[ねとらぼ]

 8月2日〜8月7日に開催された「青森ねぶた祭」内での運行支援スタッフによる暴力行為を受け、公益社団法人 青森青年会議所が2024年度の青森ねぶた祭への参加を自粛すると発表しました。「当会議所の運行を見直す時間に当てたい」としています。

 青森青年会議所は8月18日、「8月6日のねぶた運行中に、運行支援担当2名が曳手6名に対して、うちわ及び平手で殴打した事象について、殴打という許されない行為を行い、ねぶた祭の尊厳を傷つける行為を行なってしまったことについて深くお詫び申し上げます」と、あらためて謝罪のうえ、対応と再発防止策を発表しました。

 暴力行為をした会員1名(38歳/男性)については、8月18日開催の臨時総会で定款に基づき除名処分。同じく、暴力行為をしたボランティアスタッフ1名(44歳/男性)とともに、今後の当会議所の活動への一切の関係を断つとしています。

 再発防止策として、「悪質な暴力行為であるとともに、著しくコンプライアンス意識が欠如していた」との認識を示し、パワハラ防止研修やコンプライアンス研修など、コンプライアンス指導を徹底するということです。

 また、「管理や指導が十分に行き届いていなかった」「一部の会員に対して、注意や指導を行いづらい雰囲気が形成され、管理責任者による管理が十分になされてなかった」として、組織としての管理体制を明確にし、違反行為者には毅然とした対応を取るなど、組織としての健全な管理体制の徹底を図るとしました。

 SNS上では7日ごろから、青森ねぶた祭で運行支援担当者が、曳手をうちわ・平手で殴打する動画が拡散していました。青森青年会議所は8日、動画拡散を受けて謝罪。該当行為は6日運行中に、該当行為は運行支援担当2人(会員1人、ボランティアスタッフ1人)が、ねぶたが障害物にぶつかったことから、曳手6人(会員1人、ボランティアスタッフ5人)の気合いを入れ直す気持ちでしたとのことです。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/08/news015.jpg パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  2. /nl/articles/2502/10/news083.jpg ありふれた鍵の穴に、毛糸でビーズを編み付けると…… 自慢したくなるふわふわアレンジが話題【海外】
  3. /nl/articles/2502/09/news037.jpg 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」 投稿者に話を聞いた
  4. /nl/articles/2502/09/news026.jpg スーパーで売れ残った瀕死のケガニを水槽に入れたら……翌日、まさかの展開 胸を打つ光景に「鳥肌立った」「泣きそう」
  5. /nl/articles/2502/09/news027.jpg マインクラフトで作った“超有名ゲームでおなじみの場所” 2カ月かけて建築した大傑作に絶賛「背景まで……」「全部ブロックだ!」
  6. /nl/articles/2502/09/news024.jpg 海釣り中、黒猫に「ちょっと来い」と呼び出された釣り人 → 付いて行くと…… 運命のような保護から2年、飼い主に話を聞いた
  7. /nl/articles/2502/10/news027.jpg ふと横にいる1歳息子を見ると……“まさかの姿”が100万表示 ママ絶叫の光景に「あああ!!」「これは尊すぎてやばい」
  8. /nl/articles/2502/09/news043.jpg 太巻きずしを手軽に作る方法が目からウロコ “身近なもの”で簡単にできる技に「天才的」「もっと早く知りたかった」
  9. /nl/articles/2502/06/news012.jpg 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  10. /nl/articles/2502/10/news028.jpg 散歩中、花を見つけた柴犬が…… “1秒後の展開”に感涙の声「ほわああああ泣ける」「あと100000000000年生きるべき」
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議