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「河童を制御できません」 “妖怪のまち”兵庫県福崎町の立て札がパワーワードすぎる 「パニック映画のニュアンスを感じる」(1/2 ページ)

ぜひ織田裕二さんに読み上げてほしい日本語。

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 「河童(カッパ)出てきません」――。河童の「ガジロウ」が出没する“妖怪のまち”兵庫県福崎町に、インパクトの強烈な立て札が登場しました。理由は「カッパが制御できなくなった」……って、パニック映画の導入かな?

カッパ 「かっぱ制御盤」が故障しただと……!(公式Xより)

 福崎町は「民俗学の父」柳田國男の生誕地で、その著書には河童などさまざまな妖怪が登場します。福崎町では、河童のキャラクター「ガジロウ」のモニュメントが、柳田國男の生家付近にある辻川山公園や福崎駅前に出没。不穏な風景がしばしばネットで話題を呼んでいます(関連記事)。

カッパ 定期的に池から顔を出すガジロウ。壊れてしまったのはこの機構の制御盤のもよう(福崎町のサイトより)

 ガジロウの公式Xによると、8月26日にあった落雷の影響で辻川山公園の「かっぱ制御盤」が故障して河童を制御できなくなり、池から逃げ出されてしまったとのこと。福崎駅前の制御盤は無事で、駅前には出没するとのことで、今のところガジロウに逸脱した振る舞いはないようです。

 あまりにもパワフルな立て札は、「『制御できません』にジュラシック・パーク的な映画のニュアンスを感じる」「そもそもかっぱ制御盤って何?」と話題に。「この状況を逆手に取って、河童探しイベントとかできそう」といった案も寄せられています。

【8月29日15時52分追記】「かっぱ制御盤」復旧

 ガジロウの公式Xは8月28日、故障していた「かっぱ制御盤」が無事復旧し、河童の「ガジロウ」が池に姿を現していると投稿しました。添付された動画では、池からぬっと顔を出し、また池に沈んでいく「ガジロウ」の姿を確認できます。

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