夜の川で見つけた謎の生物の姿が、YouTubeチャンネル「チャラリーマン」に投稿されました。動画は記事執筆時点で1万7000回以上再生され、コメント欄には「うちの近くにもオオマリコケムシいます」「知識もたくさんお持ちで見ててワクワクします」「今日も楽しい動画ありがとうございます」といった声が寄せられています。
投稿主は、生物採集の様子を動画で発信しているチャラリーマンさん。この日は、カメラマンのたこさんと2人で、夜の川にはどんな生物がいるのか? 網でガサガサして調査していくようです。
動画が撮影されたのは、7月中旬。早速見つけたのは5月〜9月が繁殖期の「テナガエビ」。ちょうど収穫シーズンでこの時期は川や池などでよく見かけることができます。1匹目は取り逃してしまったものの、2匹目は無事確保! 捕まえたのは、卵をもったメスのテナガエビでした。
さらに、死んでしまっている「ヘラブナ」「モツゴ」「オイカワ」「タイリクバラタナゴ」などを次々と確保。外来種のタイリクバラタナゴは、環境への適応力が高く日本に定着。絶滅危惧種であるニッポンバラタナゴの減少の要因の1つとも言われており、要注意外来生物に指定されています。
川の生き物たちを調査している途中で、野良猫やヤモリにも遭遇。そして、ついに……謎の生物を発見! 大きな魚が死んでいるのかと思いきや、その生物は魚ではありませんでした。
サンゴのような、ネッシーのしっぽのような摩訶不思議な生物に2人は大興奮! 恐る恐るその生物を引き寄せてみると……その長さにびっくり! ぶよぶよとして細長いその生物の正体は……外来種の「オオマリコケムシ」。ムシとついてますが、動物の一種です。
オオマリコケムシは、見た目通り不思議な生き物で1ミリ前後の「個虫」と呼ばれるものが集まってできた集合体。大きさは小さいものから大きいものまでさまざまですが、60センチぐらいで十分大きいといわれています。
しかし、2人が見つけたのは1メートル級……! この大きさはさすがに珍しいそうです。見た目はけして良くないですが、これでも一応生きている生物。夜の川をガサガサしに行くと摩訶不思議な生物に遭遇して、悩んでいることがちっぽけだと痛感した2人なのでした。
たくさんの生き物を採集する様子は、YouTubeチャンネル「チャラリーマン」、X(Twitter/@charariman_)、TikTok(@rimanchara)にて、公開中。珍しいものから危険なものまで、さまざまな生き物の姿を見ることができますよ。
画像提供:「チャラリーマン」さん
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