米歌手のアリアナ・グランデが現地時間の9月12日、米VOGUE誌の動画「ビューティー・シークレット」に登場。5年前まで大量に唇へヒアルロン酸やコラーゲンを注入するフィラーや、ボトックスといった美容施術をやっていたと明かしました。
動画に登場したアリアナは愛用する基礎化粧品やメイクを紹介しながら、「何年もかけて大きく変わってきた」という自身と美の関係について語ります。「若いときに多くの声にさらされ、特に外見についていろいろ言われると、聞く価値があるものとないものを知るのが難しいの。17歳だと、まだわからないんだ」ともコメント。
コスメブランド「r.e.m.beauty」もプロデュースしているアリアナですが、「長年、メイクを変装や隠すために使ってきた」と回想。年齢を重ねるごとにそれは“自己表現”へと変わってきたとし、「美との関係はとても個人的なもの」「私たちはみんな、最高の気分でいたいし、愛されたいと思ってる」と少しうつむいて考えこむような表情を見せました。
そして「美容愛好家としてちゃんと明かすと、私は長年大量の唇フィラーをやってきました。ボトックスもね」と告白。「2018年にやめたの。やりすぎだって感じたから」とやめた理由も明かし、「ただ隠したかったんだ」と過去を思い返すような表情をみせ、目を涙で潤ませながら「まさか感情的になるなんて」と少しおどけてみせました。
アリアナは、唇フィラーやボトックスをやめてから今はそう感じていないものの、それらをまたいつか再開するかもしれないとも吐露。「人それぞれ。あなたが美しいと感じるもの、私は何でも支持するよ」と美に対する個人の選択は全て肯定するとしつつ、自身について「泣きじわや笑いじわが見たい。笑いじわがどんどん深くなって、もっと笑えるようになりたい」という思いが、美容整形をストップした一因だとしました。
勇気ある告白を一通り続けた後、「加齢は美になりえると思う。さて、私は10年後にフェイスリフトを受けるかな? かもね」「でも、こういうのは私たちが議論すべきことだと思う」と率直な言葉を紡ぎ、「美の秘訣について話してるのかもだけど……もういいよ。さらけだしちゃおう」と視聴者に語りかけていました。
アリアナは2021年5月に不動産エージェントのダルトン・ゴメスと結婚し2023年7月に離婚。離婚の数カ月前は「痩せすぎ」ではないかと心配の声が相次ぎ、4月にそれらのコメントへTikTokで「たとえ褒め言葉や善意からでも他人の身体について何かいうべきではない」と不快感を示す回答をしました。
今回アリアナの動画へは、「彼女がフィラーやボトックスについて話してくれてうれしい。こういうのは不安を隠すために使われることもあるし、それを遥かに超えることもある。彼女がどうやって過去を乗り越えたのか、それが美しいの」「唇フィラーやボトックスを受けることについて、こんなに透明性を持って話したセレブはほかにいないよね」「彼女は完ぺきではないけど、それを見せることを恐れず、ありのままでいる。アリ、大好きだよ。」など等身大の自分を見せたアリアナに対して賛辞が並びました。
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約1%で起こる副作用により。