「クレヨンしんちゃん」シリーズ初の3DCGアニメとなった映画「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜」が興行収入23億円を突破し、シリーズ歴代最高興行収入となったことが9月19日に発表されました。
1990年から『漫画アクション』で連載が開始され、1992年にテレビアニメの放送がスタートした「クレヨンしんちゃん」の劇場映画31作目として、2023年8月4日から公開中の同作。「モテキ」(2011年)、「バクマン。」(2015年)などの実写映画で監督を務め評価を確実なものにしてきた大根仁さんが初のアニメーション監督を担当し、シリーズ初の3DCGアニメーションは「シン・ゴジラ」や「STAND BY MEドラえもん」を手掛けた白組によるものです。
同作は公開から46日間(9月18日時点)で累計観客動員190万人・興行収入23億円を突破し、これまでシリーズ最高興行収入だった「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテン大襲撃〜」の22億9000万円を上回りました。なお、映画クレヨンしんちゃんで興行収入が20億円を超えたのは6作目となります。
- 23億円突破:「しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜」(2023年)
- 22億9000万円:「オラの引越し物語 サボテン大襲撃」(2015年)
- 22億2000万円:「アクション仮面VSハイグレ魔王」(1993年)
- 21億1000万円:「爆睡!ユメミーワールド大突撃」(2016年)
- 20億8000万円:「新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜」(2019年)
- 20億6000万円:「ブリブリ王国の秘宝」(1994年)
シリーズの最高興行収入更新に、しんのすけ役の声優・小林由美子さんは、「なんと!! 『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』がシリーズ最高を突破いたしましたぁぁぁぁぁああ!! これも全て観に来てくださった皆様のお陰です!! 本当に本当にありがとうございます!! しんのすけも『オラの仲間がたくさんできたゾォ〜!!』といつもより多くお尻を振って喜んでおります! まだまだ『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE』、公開中です!! このお祭りを最後の最後まで皆様と一緒に駆け抜けていけたらと思っております!!」とコメント。
また、原作元の「臼井儀人&UYスタジオ」からも「『クレヨンしんちゃん』映画史上、一番たくさんの方々に観ていただけてとてもうれしいです。本当にありがとうございます。原作漫画に寄り添い、今年も『しんちゃん』らしい作品を作り上げて下さったみなさんにも感謝の気持ちをお伝えしたいです」というコメントと、野原一家と本作に登場したキャラクターの原作描き下ろしイラストが寄せられました。
(C)臼井儀人/しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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