音を出して飼い主を呼ぶ金魚の動画がYouTubeで公開され、「技を身につけるなんて凄い」「かわいい」と話題です。再生数は記事執筆時点で44万回を突破しています。
紹介してくれたのは、YouTubeチャンネル「えみこのおうち」。2011年から韓国に住んでいる飼い主のえみこさんが、愛する観賞魚との日々を公開しています。
今回登場する金魚は、和金の「赤白ちゃん」。1年以上前の夏休みにたまたま見かけた金魚すくいで出会い、そのあまりにも劣悪な環境を見て、えみこさんがかわいそうだと連れて帰ったうちの1匹です。
飼い主さんと一緒に大変な時期を乗り越えた赤白ちゃん。そんな赤白ちゃんには“特技”があり、それが「音を出して飼い主を呼びつける」というもの。水槽のガラス面に一度口を押し付けるようにしてから離すことで、「チャッ!」や「ボンッ!」といった思った以上に大きめの音を出す様子が目撃されています。
どうやら「ママー! ごはんー!」とえみこさんを呼んでいるようで、何度もやることもあって、少しうるさいくらいなんだとか。まるで犬や猫が鳴き声でアピールするみたいですね……!
さらになんと驚くことにこの“特技”は、先代の金魚から学んだものとのこと。はじまりは、赤白ちゃんが音を出すようになる10カ月前、大きめの金魚「オレオ」ちゃんが偶然大きな音を出したことから。
オレオちゃんがエサを欲しがっているときに音が鳴り、えみこさんのお子さんたちが「すごいすごい」と喜んでエサをあげた日から、音を鳴らすとエサがもらえると学習したようで、以降は昼間にずっと音を出す姿がみられるようになったそうです。
そこからその様子を見ていた牛柄の金魚「ミルク」ちゃんも、オレオちゃんのまねをして音を出せるように。しばらくしてこの2匹は天国に旅立ち、一時期は“音を出せる金魚”がいなくなりましたが、その3カ月後に赤白ちゃんが突然音を出せるようになり、えみこさんの家は再びにぎやかになりました。音が少し大きくても、金魚にこんな風に呼ばれたらうれしくて癒やされますね!
出会ったころ、寄生虫がついていて弱っていた赤白ちゃんは、飼い主さん家族に“うちの子記念日”をお祝いされたりと、たくさんの愛情を受ける日々を過ごし、一足先に空へと旅立ちました。えみこさんは「もうちょっと一緒に居たかった……」と悲しみつつも、「赤白ちゃんの出す音でいっぱい笑わせてくれてありがとう」と感謝の言葉をつづっています。
コメント欄では「金魚がこんなに表現豊かで学習力があるなんて」「金魚がこんなに可愛いと思いませんでした」と驚く声から、「飼い主さんの金魚に対する愛情にいつも心打たれます」と感動する声がたくさん寄せられ、なかには「きっと天国で今頃オレオちゃん、ミルクちゃん、赤白ちゃんの3人で仲良く楽しくセッションしてるだろうね」なんて声もみられました。
えみこさんは以前に、お店で「余命1週間だから」とタダでもらった金魚「雪」ちゃんを時間をかけて治療(関連記事)。尽力する飼い主さんと、頑張る雪ちゃんの姿は感動を呼び、大きく話題になりました。雪ちゃんの治療はお迎えから2カ月が過ぎた現在も続いており、再生リストからこれまでの流れを追うことができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「えみこのおうち」さん
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