藤井聡太“八冠”誕生に将棋ラノベ作家「現実のほうがプロットの立て方おかしい」 『りゅうおうのおしごと!』白鳥士郎の反応に注目が集まる(1/2 ページ)
事実が小説よりも奇すぎ。
将棋界初となる偉業“八冠”を達成した棋士・藤井聡太さんに対する、将棋ラノベ『りゅうおうのおしごと!』の作者・白鳥士郎さんの反応が注目が集めています。
『りゅうおうのおしごと!』は、16歳で竜王のタイトルを獲得した若き棋士・九頭竜八一を主人公にしたライトノベル。2015年9月に第1巻、これまでに第18巻まで刊行され、コミカライズや海外展開のほか、2018年にはテレビアニメ化されました。
そんな人気シリーズの作者である白鳥さんは、2016年に14歳でプロデビューした藤井さんに以前から注目しており、「事実は小説よりも奇なり」という言葉を体現するような活躍に、自身のXでさまざまな反応を見せていました。
今回の“八冠”がかかった王座戦も見守っていた白鳥さん。接戦を制して勝利した直後もXを更新して、「(主人公)八一が1年に1つずつタイトルを増やしていって、一般棋戦も全部取り、しかも失冠もせず…という山ばかりで起伏も葛藤も無いストーリーにしなければならない」と、『りゅうおうのおしごと!』で藤井さんというリアルの活躍を超える場合のストーリー案を語り、「やはり現実のほうがプロットの立て方がおかしい。それで面白くなる将棋界ずるい」と、史上初の八冠という偉業に反応しています。
藤井さんの現実離れした活躍と白鳥さんの反応に対して、Xでは「事実は小説より奇なり…」「藤井聡太は転生者なのかもしれない...」「13巻の帯が『現実に、負けるな。』でしたが、19巻の帯は『現実に、負けた…』になっちゃうんでしょうか…」「現実がフィクションを追い越して、あっと言う間に周回遅れにされてしまった」といった声が寄せられています。
ちなみに、現在『りゅうおうのおしごと!』第1巻から第8巻までの電子版が通常より安くなる「8周年記念」特別セールが実施されています。
画像引用:白鳥士郎さん
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