アイドル、一部メンバーが公然とプロデューサー批判する事態に グループ資金不足の中「ブランド物に消えていた」と訴える（1/2 ページ）

「頑張ってもそれをプロデューサーに潰されてしまう環境」とポスト。

[三輪薫，ねとらぼ]

　名古屋を中心に活動するアイドルグループ「てぃんく♪」のX（Twitter）が10月19日に更新。12月27日に現体制を終了することがアナウンスされました。一方、一部メンバーはプロデューサーを批判する文章をポストしています。

アイドルグループ「てぃんく♪」（画像は柚木未瑠Instagramストーリーズから）

　「てぃんく♪」のX（Twitter）ではメンバーの今後についても明かしており、日奈森ありあさんと恋咲れいなさんについては未定、藍乃りとさんは兼任する別グループの活動に専念、柚木未瑠さんと戸高凛音さんは事務所移籍の予定と説明しています。このうち、X（Twitter）上でプロデューサー・平井健太さんへの批判を展開しているのは、事務所を移籍する柚木さんと戸高さんの2人です。

　リーダーの柚木さんは、プロデューサーには恩を感じている部分もあり、さらに「今でも、てぃんく♪が大好き」と胸中を明かしながらも、移籍理由として「6年間における度重なる給料遅配」「活動に必要な経費の立て替えが返ってこないこと」「プロデューサー平井健太さんへの信頼が欠ける出来事が何度も起こったこと」を挙げました。

　金銭面に関しては「数万の世界ではない」額を立て替えていると主張。経営が苦しいのを知っているため我慢していたものの、「遅れられていたり払われていないお金は、てぃんく♪のプロモーション費になるわけでなく、プロデューサー自身の生活や身の回りに増えていくブランド物に消えていたと思うと許せない気持ちでたくさんです」とつづっています。

　また関係者に対しても問題のある対応があったと訴え、「プロデューサーが支払いを怠るせいでたくさんの関係者さんを失ってきました」「恩のある方々へのそういった行動も本当に許せないです」と態度を示しました。

　戸高さんは「どれだけメンバーが頑張ってもそれをプロデューサーに潰されてしまう環境が苦しかった」と心境を吐露。プロデューサーに金銭面でのトラブルがあったと訴えており、「借りられないライブハウスが増えてきていたり、お給料が連絡も無しに遅れられたり」と主張。「Zeppにも立ちたいしワンマンライブもしたい」「だけどそれがこの事務所にいたら叶わない現状です」とファンに説明しました。

　また柚木さんと同様大好きなグループへの想いもつづり、無念さをにじませています。

　なお、記事執筆時点（20日18時）では、柚木さんと戸高さん以外の3人はグループの現体制終了を告知する投稿をリポストしているのみで、X（Twitter）上でそれ以上の言及はありません。