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任天堂、小規模ゲーム大会のガイドラインを公開 出場料・観戦料や禁止事項などを規定(1/2 ページ)
任天堂が「ゲーム大会における任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」を公開しました。
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任天堂は10月24日、同社のゲームを利用したゲーム大会に関するガイドラインを公開しました。ガイドラインを守った大会については著作権侵害の主張を行わないとしています。
ガイドラインは、日本国内で開催される、または日本居住者が開催する「非営利で小規模なゲーム大会」(コミュニティ大会)を対象としたもの。「出場者から2000円以下の出場料を徴収できる」「出場者に対する景品として物やサービスを提供できる(制限あり)」「観客から1500円以下の観戦料を徴収できる」「法令順守のため出場料と観戦料は大会設営費用に充てる目的のみに利用」などの項目が設けられています。
大会の名称に任天堂の社名やロゴ、ゲームタイトルなどを使用することや、公序良俗に反する大会、商品・サービスや政治、宗教、思想・信条の広告・宣伝への利用などはNGとされています。
任天堂は、ガイドライン違反、または違反のおそれがあるコミュニティ大会や、不適当と判断するコミュニティ大会に中止を申し入れたり、法的措置を講じたりする権利を保持しており、ガイドライン違反など不適切な行為を行った人物に、以後のコミュニティ大会の開催禁止などの対応を取ることがあるとしています。
ガイドラインは11月15日から発効します。
なお、法人や団体が任天堂のゲームを利用したゲーム大会を主催する場合は、申請が必要となります。
画像は「ゲーム大会における任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」から
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