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「副知事 島耕作」が爆誕、佐賀県でスポーツビジネスと半導体産業の情報発信を担当

俺たちの島耕作、ついに副知事か。

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 係長、部長、取締役、常務、専務、社長、会長、相談役、社外取締役などさまざなな要職を歴任してきた人気ビジネス漫画「島耕作シリーズ」の主人公・島耕作が、現実世界で佐賀県の副知事に任命されたことが分かりました。

副知事 島耕作
俺たちの島耕作、ついに副知事に

 佐賀県が、11月14日「いい上司(リーダー)の日」に発表したのは、島耕作の佐賀県副知事就任。同県の情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の一環で、シリーズ40周年を迎えた「島耕作シリーズ」とコラボレーションしたもので、島さんは佐賀県のスポーツビジネスと半導体産業の情報発信を担当するとされています。すごい76歳だ。


オリジナルマンガ『副知事 島耕作』は11月14日から公開

 取り組みとして、原作者・弘兼憲史さん監修によるオリジナルマンガ『副知事 島耕作』をWebなどで11月14日から公開する他、スポーツの裾野を広げるために講談社のスポーツマンガ約750冊を積んだ「スポーツマンガ号」が東京都内や佐賀県内を巡行。

 また、県庁CLASS(旧知事室)では、副知事として業務を遂行する島耕作さんの執務室を公開し、連載40周年の軌跡をたどる“島耕作クロニクル“や複製原画の展示(11月27日〜12月19日まで)。実際に動いて話す「Live2D 島耕作」と会うこともできる企画展となっています。


オリジナルマンガ『副知事 島耕作』は11月14日から公開

 「島耕作シリーズ」は、1982年に読み切り漫画『係長 島耕作』(講談社)として掲載され、翌1983年から『課長 島耕作』として『モーニング』で連載開始。松下電器産業(現・パナソニック)に勤務経験がある弘兼さんが描く家電メーカー勤務のサラリーマンは、劇中で部長、取締役、常務、専務、社長、会長と昇進を重ね、2022年2月に『相談役 島耕作』が閉幕し、新卒以来、50年以上勤め上げた「TECO⊥(旧初芝電気産業)」でのサラリーマン人生に終止符を打ちました。現在は、『社外取締役 島耕作』で塗建会社「UEMATSU塗装工業」、宅食サービス「アントパス」の社外取締役を務める中、佐賀県の副知事にも就任することになりました。

 「サガプライズ!」は2015年7月にスタートした、佐賀県の情報発信による地方創生プロジェクト。ゲームやアニメなどとのコラボを多数実施しており、過去には「銀魂」や「ユーリ!!! on ICE」などともコラボを展開しています。

(C)弘兼憲史/講談社

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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