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サントリーは11月21日、「サントリーウイスキー 響」など国産プレミアムウイスキーの一部商品について、2024年4月1日出荷分から値上げすることを発表しました。
同社は、国産ウイスキーが近年国内外で高い評価を得る中、特にプレミアムウイスキーは商品の特性上、顧客に届けるまでに非常に長い年月がかかり、需要に十分に応えられない状況が続いていると説明。
これまでの生産設備の強化などの取り組みに加えて、「さらなるブランド価値向上を目的とした、中味品質の向上、生産設備の強化や環境に配慮したものづくり」などを行うため価格を改定すると述べています。
価格改定により「サントリーウイスキー 響 30年」「サントリーシングルモルトウイスキー 山崎 25年」「サントリーシングルモルトウイスキー 白州 25年」は希望小売価格(税別)が16万円から36万円と125%の値上げに。他の商品は20〜56%の値上げとなります。
ウイスキー・リキュール・ワインも値上げ
あわせて同日、ウイスキー・リキュール・ワインなどの一部商品も2024年4月1日出荷分から値上げを発表。原材料や資材などコスト上昇の影響を企業努力だけで吸収することは極めて厳しい状況になっているとしています。
価格改定により「ザ・マッカラン 30年」は希望小売価格(税別)が35万1360円から55万円と57%の値上げに。他には「ボウモア 12年」が5060円から6600円へと30%値上げになるなど、4〜30%の値上げが予定されています。
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