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その年の世相を漢字1文字で表現する「今年の漢字」が12月12日、京都・清水寺で発表されました。2023年を表す漢字は「税」でした。
「税」は2014年にも選ばれている
「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会が毎年12月に発表しているもの。11月1日から12月6日までの応募期間中に全国から14万7878票の応募があり、1位の「税」には5976票(全体の4.04%)が集まりました。2位以下には「暑」「戦」「虎」「勝」が続いています。
「税」をあげた理由としては、増税議論が活発だったことや定額減税、インボイス制度などの話題がつきなかったため。「税」の漢字は2014年にも選ばれており、9年ぶりとなります。
「いいじいちじ」と読む12月12日の「漢字の日」に、1995年から発表しており今年で29回目。清水寺奥の院の舞台において森清範貫主による揮毫で発表されました。広島県熊野産の牛耳兼毫筆(ぎゅうじけんごうふで)と奈良県産の墨が使用されています。
直近の5年間を見ると、2022年は「戦」、2021年は「金」、2020年は「密」、2019年は「令」、2018年は「災」がそれぞれ選ばれています。
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