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「ほくろが取れる」とうたう海外製クリームで皮膚障害の恐れ 国民生活センターが使用中止呼びかけ(1/2 ページ)

ほくろなどが取れるとうたう海外製クリーム「点痣膏」について注意喚起しています。

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 国民生活センターは12月13日、ほくろなどが取れるとうたう海外製クリーム「点痣膏」で、重大な皮膚障害が発生するおそれがあるとして使用を中止するよう呼びかけました。

国民生活センターでテストした「点痣膏」(発表文から)

 同センターは、消費者センターから「点痣膏」というクリームについて、「皮膚がむけて痛みを感じ、皮膚が変色した」などの事例が報告され、テスト依頼が2件あったとしています。調べたところ、いずれも強アルカリ性と判明し、重篤な皮膚障害を生じる恐れがあると考えられるとしています。

皮膚障害の事例(発表文から)

 また同センターの医師からの事故情報受付窓口にも、同じ銘柄名のクリームに関し、使用者が化学熱傷を負ったという事故情報が寄せられたといいます。

 同センターは、「お持ちの方は使用を中止してください」と呼びかけ、使用して健康被害が発生した場合には速やかに医療機関を受診するよう勧めています。「なお、ほくろ取りは医師による適切な判断のもとで行われる医療行為です。通常、医療機関では強アルカリ性のもので皮膚を腐食させてほくろを取ることはありません。ほくろについて悩みがあるときは、まず医療機関を受診し、医師に相談しましょう」

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