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35歳でステージ2乳がん公表の「Qaijff」森彩乃、病理検査の結果に落胆 「期待していた結果ではなかったけど」「仕方がない」(1/2 ページ)

ステージ2の乳がんを公表→手術を受けていました。

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 ステージ2の乳がんを公表していたスリーピースバンド「Qaijff(クアイフ)」のボーカル&キーボードの森彩乃さんが、12月20日にInstagramを更新。右胸全摘手術とリンパ節切除(腋窩リンパ節郭清)の後に行った病理検査の結果を公表し、今後の治療について明かしました。

乳がん歌手
病理検査の結果について公表した森さん(画像は森彩乃Instagramから)

「ステージは発覚当初と同じIIB」

 11月に同手術を受け、12月5日には退院を知らせていた森さん。今回の投稿では、切除した右胸とリンパ節の組織を調べ、抗がん剤治療により画像検査で見えないほどになっていたがん細胞が消えているのか残っているのかを病理検査で調べたことを報告しました。

 病理検査の結果、「摘出した右胸と、右腋のリンパ節に、がん細胞が残っていました」「がん細胞が完全に消えている可能性も期待しましたが、画像に映らないものが残っていたようです」とのこと。また、「ステージは発覚当初と同じIIBでした」と乳がんのステージは病気判明時と変わらないとも明かしています。

クアイフ乳がん
退院を報告した際の森さん(画像は森彩乃Instagramから)

治療は2024年早々から

 森さんいわく、切除した組織にがん細胞が見つからなかった場合は分子標的薬(※)のみで治療することが予定されていたものの、今回の結果を受けて、抗がん剤を加えた薬剤を9カ月投与されることになったとも。

(※)分子標的薬とは病気の細胞(この場合はがん細胞)の表面にあるタンパク質や遺伝子に作用するように設計された治療薬のこと。

 「分子標的薬のみなら副作用もあまりなさそうだったから、そちらを期待していたけど、仕方がない」と落胆した調子をのぞかせ、「私のがんは、リンパ管への浸潤が比較的多い性質だったようで、身体に残っている右胸の皮膚や鎖骨周辺のリンパに、小さいがん細胞が潜んでいる可能性も否定できないとのことで、放射線治療はマストのようです」と薬剤投与に加えて放射線治療も行っていくとコメント。

 「年明け早々に入院して点滴です」「予定通り放射線治療も始まります」とつづっており、2024年1月ころから入院予定とのことです。

 なお同日、森さんはInstagramストーリーズを通じ、「期待していた結果ではなかったけど私は元気です!」と現在の状態について投稿。

 森さんの体にがん細胞が残っていると思い違いをしている人からのコメントが一部みられたとし、「混乱させてるかもしれないんですけど『がん細胞が残ってた』というのは、切り取った胸と腋のリンパに、です!」「がんがまだ身体に残ってるということではないです」と実際の体調をお知らせ。「切り取った組織にがん細胞が残ってたのか、消えてたのかで、次の治療内容が変わってくるというところが大事なポイント」だと補足説明していました。

 森さんは3月下旬の検査でステージ2の乳がんだと診断され、4月にはバンド公式サイトで公表。同月末から約1年半の治療期間に入ると伝え、その後には治療のため小学生ぶりにベリーショートにした新鮮な姿を披露していました(関連記事)。

森彩乃乳がん
森さんの投稿(画像は森彩乃Instagramから)

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