プリキュア史上初、犬のプリキュアが誕生! 2月4日放送開始の「わんだふるぷりきゅあ!」、4人のプリキュアたちも明らかに(1/2 ページ)
テーマは「動物も人も、みんな友達になれる!」
テレビアニメ「わんだふるぷりきゅあ!」が2月4日に放送開始。キャラクタービジュアルとキャストが発表され、従来の人間キャラクターに加えて、飼い犬もプリキュアへと変身することが明らかとなりました。
「プリキュア」シリーズ第21作「わんだふるぷりきゅあ!」は、「動物も人も、みんな友達になれる!」がテーマ。動物をこよなく愛する中学生の犬飼いろはが飼っているパピヨン「犬飼こむぎ」は、謎の生物・ガルガルから彼女を守るため、キュアワンダフルへと変身します。
散歩が大好きで好奇心旺盛な「犬飼こむぎ」を演じるのは、声優の長縄まりあさん。自身も子どものころにプリキュアシリーズから多くの思い出や気持ちをもらったそうで、「今プリキュアを楽しみにしてくれている皆さんにも、夢と憧れを、思い出とワクワクする気持ちを、それからたくさんの『わんだふる〜!』をお届け出来たらと思っています!」と、意気込みを語っています。
こむぎと一緒に、プリキュアとして動物たちを助けていく犬飼いろは/キュアフレンディ役を務めるのは種崎敦美さん(「崎」はたつさき)。種崎さんは、いろはというキャラクターで一番に思い浮かぶのは「誰かの『本当の想い』をちゃんと聞こうとする気持ち」だと明かし、自身も他のキャストの演技を受け取りながら番組を作っていきたいとコメントしています。
また、いろはたちがプリキュアだと知り、2人をサポートする兎山悟と飼いうさぎの大福、物語の舞台となるアニマルタウンに引っ越してきた少女・猫屋敷まゆと飼い猫であるユキのビジュアルも公開。あわせて、「キュアニャミー」「キュアリリアン」という2人のプリキュアが登場することも発表されました。
同作のオープニング主題歌は歌手で声優の吉武千颯さん、前期エンディング主題歌は石井あみさんと後本萌葉さんが担当。1月28日16時からは、主題歌のダンスレッスンやゲーム、クイズが行われる「わんだふるぷりきゅあ!〜おうちでおひろめショー〜」が、プリキュアシリーズの公式YouTubeチャンネルで配信されます。
「わんだふるぷりきゅあ!」キャスト&スタッフ
- 犬飼こむぎ/キュアワンダフル:長縄まりあ
- 犬飼いろは/キュアフレンディ:種崎敦美
- シリーズディレクター:佐藤雅教
- シリーズ構成:成田良美
- キャラクターデザイン:内田陽子
- 衣装・プロップデザイン:NaSka
- 美術デザイン:いいだりえ
- チーフ美術:今井美紀
- 色彩設計:清田直美
- 音楽:深澤恵梨香
犬飼こむぎ/キュアワンダフル役:長縄まりあさんコメント
プリキュアを演じることが決まったときの感想を教えてください。
まさか自分がプリキュアになれるなんて思っていなかったので、本当に信じられないという気持ちでした。その後すぐに、嬉しい気持ちと頑張りたい気持ちと感謝の気持ちと、たくさんの思いが込み上げてきて泣いてしまいました。
長縄まりあさんが感じるプリキュアシリーズの魅力を教えてください。
夢と憧れが詰まっていると思います。小さい頃見ていて、プリキュアのようにかわいく変身したり、かっこよくバトルしたくてたまりませんでした。自分もプリキュアになれる日が、ある日突然くるのではないかとワクワクもしていました。そんなすてきな気持ちをくれる作品だと思っています。
キュアワンダフル/犬飼こむぎを演じるうえでの意気込みを教えてください。
小さい頃プリキュアを見ていて、たくさんのすてきな思い出や気持ちを作品からいただきました。今プリキュアを楽しみにしてくれている皆さんにも、夢と憧れを、思い出とワクワクする気持ちを、それからたくさんの「わんだふる〜!」をお届けできたらと思っています! 精いっぱい頑張ります!
犬飼いろは/キュアフレンディ役:種崎敦美さんコメント
プリキュアを演じることが決まったときの感想を教えてください。
「映画プリキュアオールスターズF」に出演が決まった時もプリキュアに携われるだなんて…と、光栄でとてもうれしかったのですが、まさかテレビシリーズでもこんな機会をいただけるなんて。映画でこれまでのたくさんのプリキュアたちを見て、キャラクターから、キャストさんから、それぞれのシリーズをみんなで1年かけて作り上げてきた絆を感じました。映画の収録の時、目には見えないけど確かに感じるそれがとてもすてきでうらやましいなと思っていたので、ああ、自分もそれができるんだ…と、本当にうれしかったです。
種崎敦美さんが感じるプリキュアシリーズの魅力を教えてください。
「キラキラかわいい憧れの存在」という印象が強かったのですが「プリキュアオールスターズF」で作品にしっかり携わらせていただいて、お互いに支え合いながら、強く、かっこよく、勇ましく立ち向かっていく姿をたくさん見て、印象がガラリと変わりました。自然と胸が熱くなって「自分もこうなりたい!」と純粋に思える存在。プリキュアという「存在自体」が魅力なんだなぁと思いました。
キュアフレンディ/犬飼いろはを演じるうえでの意気込みを教えてください。
いろはちゃんの印象で一番に思い浮かぶのが、誰かの「本当の想い」をちゃんと聞こうとする気持ち。想像や憶測ではない、本当の心の声。それを大切にできるのってとってもすてきだと思います。他のキャストさんの声やお芝居をちゃんと受け取りながら、耳をすませながら、たくさんの方に愛していただけるようなキュアフレンディを、「わんだふるぷりきゅあ!」を作っていけたらと思います。
プロデューサー(ABCアニメーション):多田香奈子さんコメント
犬や猫、ウサギ、鳥…さまざまな動物を我が家へお迎えをすることが一般的になっている今、かくいう私も、犬は大切なパートナーです。私達に大きな愛情を注いでくれる、かけがえのない動物達…。言葉は通じないけれど、動物と飼い主の間には言葉にできないほどの絆があるのではないでしょうか。今回のプリキュアでは、主人公の犬・こむぎが人間の姿に変化し、人間の言葉で飼い主であるいろはと会話をします。そしてお互いの思いを伝えあい、より絆を深めていきます。しかし、現実世界では、動物と人間は言葉を交わし合うことはできません。本作で語られるこむぎのセリフは、どこまでいっても想像の域を超えません。「犬はきっとこんなことを考えている」これは人間のエゴなのかもと不安になることもあります。でも、言葉を交わせないからこそ、私達は動物の気持ちをとことんまで考える必要があるのではないでしょうか。大事なのは、相手のことを知ろうと努力すること。その先に、相手の幸せを願う「思いやり」が生まれるのだと思います。そして何より大事なのは、気持ちを押し付けず、理解し合うことです。今回は動物と人間のお話ですが、それは人間同士でも同じこと。ありふれた標語ではありますが、いま一度、「相手を思いやる気持ちの大切さ」を皆さまに感じていただけたらうれしいです。地球上のみんなが「みんな なかよし!わんだふる〜!」な日々になりますように。
プロデューサー(東映アニメーション):高橋麻樹さん(「高」ははしごだか)コメント
本作は「動物」との絆をテーマとしています。大切な誰かを思い、行動する。「家族」であり、「ベストフレンド」となる関係は、人も動物も変わらない。【みんな なかよし!わんだふる〜!】そんな思いをキャッチコピーに込めています。夢を見ること。諦めないこと。自身の足で立ち上がる。仲間と分かち合い、仲間を信じ、誰かのために、誰かを思い行動すること。プリキュアの歴史の中で描かれ、つないできた思いの力は、姿形が違っていても、たとえ言葉が通じ合わなくても、思いやる心があれば、確かに心に伝わる。そんな「プリキュア」らしい姿を、動物との絆を通して丁寧に描いてまいります。すてきでわんだふる!な世界を、どうぞお楽しみください!
(C)ABC-A・東映アニメーション
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