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松本人志、裁判集中のため「当面の活動休止」を発表 報道との“徹底抗戦”を宣言「事実無根なので」(1/3 ページ)

「週刊文春」が5日に新たな告発者の“証言”をスクープ。

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 「ダウンタウン」の松本人志さんが「当面の間活動を休止する」と発表。所属先の「吉本興業」が1月8日に公式サイトを通じて伝えています。

活動休止を発表した「ダウンタウン」松本人志
活動休止を発表した松本さん(左)(画像は「吉本興業」公式サイトから)

文春報道が生んだ衝撃

 2023年12月27日発売の「週刊文春」では、松本さんが2015年に女性へ性行為を迫ったとされる記事を掲載。

 吉本側の動きは素早く、同日に公式サイトを更新して当該記事を「事実無根」と否定した上で、「タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものとして法的措置を検討する」と発表しました(関連記事)。

 しかし、疑惑に関与したとされる「スピードワゴン」小沢一敬さんが徹底して無言を貫いている他、松本さんが年末年始に出演した「人志松本の酒のツマミになる話 2時間スペシャルin福岡」(フジテレビ系)や「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)のスポンサーが通常と比較して少なく、AC(公共広告機構)のCMに置き換えられたとする指摘も一部でなされるなど、「騒動」の余波が各方面で取りざたされていました。

新たな告発後に発表「様々な記事と対峙して裁判に注力したい」

 「週刊文春」側は2024年1月5日、2人目の「告発者」とされる新たな女性の証言をスクープ。この女性は「君みたいな真面目な子に俺の子どもを産んでほしいねん」と迫られ、体をまさぐられただけでなく、性行為を強要されたと主張しています。

 当該記事が広まった後の1月8日、吉本は「松本人志の今後の活動に関するお知らせ」と題する文書を発表。週刊誌報道を「事実無根」とする認識に変わりがないとした上で、一連の記事が出た後、松本や自社のみならず取引先にも本件の問い合わせが相次いだと明らかにしました。

 こうした状況を背景に松本さんから、芸能活動をこのまま継続することによって多くの関係者や共演者にいっそう負担を強いてしまうだけでなく、お笑いに全力を傾けることができなくなっているため、「当面の間活動を休止したい」「まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい」という申し入れがあったとのこと。

 吉本側は「当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました」「松本の出演等を楽しみにしてくださっているファンの皆様には更なるご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございませんが、再びダウンタウン松本人志として活動する日をお待ち下さいますようお願い申し上げます」とし、松本さんの活動再開を待つように訴えていました。

松本さん「闘いまーす」

 松本さんは当該発表がなされた後にX(Twitter)を更新。「事実無根なので闘いまーす」「それも含めワイドナショー出まーす」とコメントし、レギュラーコメンテーターを過去務めていた情報番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)の1月14日以降の回へ出演するとしています。

 なお、「ワイドナショー」は2023年12月29日の放送で、文春報道をトップで扱っていました。

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