ライフコーディーネーターとして人気の実業家マーサ・スチュワートが2月8日に配信された自身のポッドキャスト「The Martha Stewart Podcast」でこれまで受けてきた美容整形に言及。現在82歳のマーサは、自身の若さを保つために要する並々ならぬ努力を詳細に語りました。
81歳で水着雑誌の表紙に “カリスマ主婦”の飽くなき向上心
マーサは番組で、自身への美容施術を担当する美容皮膚科医ダン・ベルキン医師と対談。日本では“カリスマ主婦”としての顔が有名ですが現在は独身で、モデル、ケータリング業、雑誌の発刊、さらに1992年にスタートしたテレビ番組「マーサ・スチュワート・リビング」で一躍人気者になった凄腕の実業家でもあります。
2002年にはインサイダー取引の容疑で逮捕され、築き上げた帝国もこれまでかと思いきや、テレビやラジオの新番組をスタートさせると、ラッパーのスヌープドッグと異色のコンビで注目を浴びた料理番組「Martha & Snoop's Potluck Dinner Party」で見事に復活。“エネルギッシュ”という言葉ではおさまらないほどの活力の持ち主です。
そのパワーは美意識の高さにも表れており、80代となった今でもInstagramでは臆せず若々しい衣装を着こなし、時にはセンシュアルな姿をシェアすることも。2023年5月には81歳で米スポーツ雑誌『Sports Illustrated』の水着特集号『Sports Illustrated Swim Issue』で水着姿を披露し、人気モデルの登竜門と目される同誌の表紙を飾った最高齢モデルとなりました。その後も同年12月にはナイトガウンでキム・カーダシアンばりのセクシーな自撮り写真を投稿し、引き続き話題を提供し続けています。
「年相応には見られたくない」 マーサの美容観
今回の番組では、「私がインターネットに自撮り写真を投稿すると、みんながすごく興味を持つんです」とそのような自撮り写真が人々の興味を引いていることを認知しているとマーサ。そして「たくさんのコメントが、私のフェースリフトについてとか、誰にいつやってもらったのかとか、またどのくらい写真をレタッチしているのかについて」だと述べ、そういったコメントをきちんと読み把握していることを明かしました。
しかしマーサはコメントに書き込まれるような「フェースリフト」は受けていないと明言。その代わりボトックス、フィラー、レーザー、スキンタイトニングで美しい肌を保っているとのこと。ベルキン医師は「身体と肌の手入れをし、控えめかつ定期的な低侵襲治療(低刺激で痛みや出血を伴わないもの)を行うことで、何歳になっても美しさを保つことができる」と美容皮膚科医としての持論を展開しました。
マーサは実践済みのものの中でもボトックスはあまり好きではなく、施術したことで眉がV字にぐっと上がってしまい「とても不自然に見える」と言います。しかしベルキン医師によると彼女の顎や首の下降したラインにはボトックスが最適で、その部分にだけ施術したとのこと。さらに加齢とともに窪みができる顔の部位へはフィラーを使用し、コラーゲンの生成を促しているとも明かしています。
またフラクセルレーザーを胸元に照射し、「デコルテが美しくなった」と80代で水着姿になったマーサだからこその説得力ある証言も。そして超音波による肌への効果は「抜群」と太鼓判を押し、自身は過去にソフウェーヴとウルセラの施術経験があるとしています。
さまざまな美容整形にも積極的であり、施術内容も赤裸々に明かしたマーサですが、美しい肌や若さを保つ秘訣はそれだけではなくピラティスや定期的な運動、栄養バランスの良い食事、毎日のスキンケアルーティンなどと併せてこそのものだとのこと。「年齢のことはあまり考えない」としつつも、「年相応には見られたくないんです。だから、一生懸命努力しているんです」と82歳の現在もなお失わない美への探求の原動力についても口にしています。
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