「バンドリ！」声優、誹謗中傷等の行為に事務所が刑事告訴 「豚」、写真を切り刻んだ画像を送りつける等の迷惑行為が相次ぐ（1/2 ページ）

2023年8月に誹謗中傷、迷惑行為に対して「厳重に対処してまいります」と明かしていた。

[のとほのか，ねとらぼ]

　「BanG Dream！」シリーズの倉田ましろ役などで知られる声優の進藤あまねさんが所属する事務所「響」が2月13日に公式サイトを更新。「弊社所属声優 進藤あまねに対する誹謗中傷・迷惑行為への対応に関する経過のご報告」と題した文書で、「刑事告訴した被告訴人の一部が検察に送検されました」と伝えました。

進藤さん（画像は「響」公式サイトから）

　同件を巡っては、2023年8月18日に事務所公式X（Twitter）が「これまでの度重なる弊社からのお願いや2020年の告訴状の提出と犯人の検挙にもかかわらず、進藤あまねに対するSNS上での誹謗中傷・迷惑行為が終息しておりません」と報告。

　複数のアカウントで「豚」「ブス」「デブ」といった誹謗中傷や「枕営業をしている」といった名誉毀損にあたる内容、「写真を燃やす画像や写真を切り刻んだ画像を送りつける」といった強迫的な投稿が多く見られており、事務所は「厳重に対処してまいります」と明かしていました。

　今回の文書では、複数のSNSアカウントに対して、代理人弁護士へ相談の上、損害賠償請求訴訟の提起や刑事告訴問うの法的処置を継続し、検討、実施してきたことを報告。その上で「刑事告訴した被告訴人の一部が検察に送検されましたので、ご報告申し上げます」とつづっています。

　「弊社といたしましては、所属声優を守るため、そして皆様により安心してコンテンツをお楽しみいただけるよう、悪質な投稿を確認した場合には、引き続き厳正に対処してまいります」と呼びかけています。