日本テレビは2月15日、ドラマ「セクシー田中さん」について、社内特別調査チームを設置すると発表しました。
同作をめぐっては、原作者の漫画家・芦原妃名子さんが、ドラマ化に当たっての条件「原作に忠実に」が守られず脚本の修正を重ね、終盤の脚本を自ら執筆せざるを得なくなった事情をネット上に投稿。その後「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と投稿を削除した後に亡くなりました。
日本テレビは「今回の事態を極めて厳粛に受け止め、これまで独自に社内調査を行っておりました」と説明。原作漫画の出版社で、ドラマ化にあたって窓口となっていた小学館とも協力して、新たに外部有識者にも協力を依頼した上で、ドラマ制作部門から独立した社内特別調査チームを設置する方針を明らかにしました。
「早急に調査を進め、真摯に検証し、全ての原作者、脚本家、番組制作者等の皆様が、より一層安心して制作に臨める体制の構築に努めてまいります」(日本テレビ)
小学館も調査
なお小学館は8日に、この件について「今回のような事態となったことは痛恨の極み」とし、二度とこうした悲劇を繰り返さないために調査を進めていると声明を発表していました。
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