「肉の万世」秋葉原本店の閉店で「パーコー麺どうなるの?」と不安広がる もう食べられないのか聞いた(1/3 ページ)
3月をもって閉店が発表された秋葉原本店でのみ、パーコー麺が提供されていた。
肉料理専門のレストランや焼肉店で知られる「肉の万世」が2月20日、公式サイトなどで秋葉原本店を3月31日をもって閉店とすると発表した。そこで話題になったのが「パーコー麺がもう食べられなくなるのではないか」との不安の声だ。
パーコー麺(パーコ麺)はクセになる味のスープと排骨(パーコ)をはじめとした肉の具材がたっぷり盛り付けられたラーメン。今回閉店が伝えられた秋葉原本店のある「万世本店ビル」の万世橋酒場で提供されており、肉の万世といえばパーコー麺というほどファンも多い。
秋葉原を象徴するビルのひとつだった「万世本店ビル」にある全店舗が閉店し、33年の歴史に幕を閉じるわけだが肉の万世の店舗はほかにもある。秋葉原には新たに「アキバプレイス店」が3月25日にオープン予定。ねとらぼ編集部が問い合わせると、今のところ同店でパーコー麺の提供は予定されていないという。
ネットでは「本店が閉店したら、マジでパーコー麺食えなくなるってこと?」「大変お世話になりました。悲しみ」「パーコー麺はおそらく食べられなくなるので、今のうちに」と、トレンドに入るほどの話題に。
肉の万世によると、パーコー麺は現在秋葉原本店のみで提供されており、今回の閉店をもって「いったん終了」となる。ただ、復活も検討しているとのこと。ネックになっているのは賃料などのコスト面だが、ネガティブには考えていないという。それは本店閉店へ寄せた「まんせい肉ビルは歴史を閉じますが、またもーちゃんぶーちゃんと帰ってきます」というメッセージにも表れており、この地に帰ってくるという意気込みを明かしてくれた。
秋葉原本店が閉店するとの知らせを聞いて、パーコー麺を求める利用者が列を作った。肉の万世のパーコ麺は3月31日まで提供される。
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