かなり危ういほど小さく、獣医師から「育たないかも」と告げられた子猫が豪快に成長し……　現在の姿に感嘆「あー涙出ちゃう」（1/2 ページ）

運命的な出会い。

　「育たないかも」と言われていた保護子猫ちゃん。飼い主さん家族の献身的な支えによってすくすく育った様子がYouTubeチャンネル「猫のあお & ハク・シネマ」に投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は73万回を越えています。出会えて本当に良かった！

「ハクと初めて会った日」

捨てられていた子猫・ハクくん

　登場する猫ちゃんは「ハク」（3歳）くん。以前には寝ているパパさんのもとへ訪れ、大事な髪をむしる姿が話題になったおちゃめな男の子です（関連記事）。今はすくすく育って立派な成猫となりましたが、保護当初は成長が危ぶまれていました。

手の中に収まってしまう小さな体

　ハクくんは生後まもないうちにホテルの植木に2匹のきょうだいたちと一緒に捨てられていた猫ちゃん。きょうだいのうち1匹は旅立ってしまい、残った2匹のうち1匹をママさん家族が引き取りました。しかしハクくん自身も栄養失調で危険な状態であり、動物病院の先生には「育たないかもしれない」と言われていたのです。

目もまだ開いていない状態

命を諦めなかった家族

　それでもママさんたちは諦めず、命をつなぐため懸命に世話をしました。手の中に収まってしまうくらい小さな体で、目もまともに開いていないハクくんは、必死にママ猫を呼び続けます。どれだけ心細かったことでしょう。そんな声に応えるようにママさんたちは2時間ごとにミルクを与え続けました。すると痩せ細っていた体は少しずつ大きくなり……。

必死にママを呼ぶハクくん

ミルクを与え続けた家族

少しずつおなかが膨れてきました

豪快なほど元気に！

　そんな献身的な支えの末、ハクくんは危険な状態を脱し健やかに育っていきました。体重が730グラムを超えるころには、目もぱっちりと開いて元気な姿に。体重測定のときには、スケールの上におとなしく乗った状態で「ごふっ」と豪快なゲップを聞かせてれました！　たっぷりミルクを飲んでくれているみたいですね。

ミルクを飲んで豪快にゲップする子猫

現在はすっかり大きくなりました

　3歳になったハクくんは、もう生まれたばかりの儚げな様子はなく健やかに。そしていつもそばに寄り添うほど、家族のことが大好きです。動画のコメント欄には「幸せになれて良かった」「立派に成長したね」「今のハクチャンがいるのはママさん達の頑張りがあったからですね。なくなってしまった兄弟のぶんまで今逞しく育って良かった！」「ご家族の愛情とはくちゃんの生きたい力」「はくちゃんみんなの分まで成長してくれたんだね」といった温かい声が多数寄せられています。

現在のハクくん。すっかり大きくなりました

　悲しい別れもあったけど、家族がいればきっとこれからもハクくんは幸せですね。家には他にアメリカンカールの男の子「あお」（4歳）くんも暮らしています。猫ちゃんたちのにぎやかな日常の様子は、YouTubeチャンネル「猫のあお & ハク・シネマ」で数多く公開しています。また、X（Twitter）アカウント（@aocatblue）やInstagramアカウント（@cat_ao_0108）、TikTokアカウント（@cat_ao_0108）も運用中。「AO&HAKUオリジナルショップ」では、Tシャツやマグカップなどのグッズを販売しています。