ナガノ先生が手掛ける『ちいかわ』の最新話が2月29日に更新されました。虫刺され編の続編です。
※以下、原作漫画『ちいかわ』最新話のネタバレに触れています
ちょっと違う平行世界……それはちいかわが望んだものだった?
アニメも大人気の『ちいかわ』。原作漫画はX(旧Twitter)で連載中で、ちょっぴり泣き虫だけど優しいちいかわや、その友達の明るくてポジティブなハチワレ、大声で叫ぶうさぎとのなにげない日常を繰り広げる作品です。
基本は短編ですが、時折挟まる長編エピソードでは、ホラー展開や重々しいダークファンタジーが展開されることもあります。
前回は、ハチワレがさらにパラレルワールドの違和感を見つけていく話でした。
29日に更新された最新話は、パラレルワールドがちいかわにとって「良い」世界なんじゃないかと考えているハチワレのもとに、元凶となった虫が現れる話です。
冒頭の回想では、ちいかわたちを牢獄に捕らえたゴブリンや、ゴブリンからちいかわたちを助けてくれたものの袂を分かつこととなってしまった「オデ」に似た三つ目の巨人などと仲良く遊んでいる様子のハチワレたちが描かれています。
また、この世界では「討伐成績ランキング」でちいかわが2位であることも発覚。厳しい元の現実世界とは打って変わって何もかもがちいかわにとってうまくいっているように見えるこの世界に、ハチワレは思わず「もしかして…この世界の方が…『良い』…の?」とこぼします。
するとそこに、今回の一件の元凶となったであろうちいかわを刺した謎の虫が通りかかり、「なんか…関係あるんじゃないッ!?」と気付くハチワレ。捕まえようと駆け出すと、なぜか突如現れた木が捕獲するための網を渡してくれました。果たして木は“友好型”なのか。そして、何よりハチワレは虫を捕まえられるのか……。頑張れハチワレ!
Xでは「現実より良い世界から帰りたいのかという問い…」「良い世界と察しても元の世界に戻る鍵に手を伸ばすハチワレはマスター適正がある」と、パラレルワールドを「良い」世界として描くことの残酷さを指摘する声が寄せられています。
中には「この木ってけん玉おじさんと同じ顔してない?」「けん玉おじさん亜種」「アニメだとけん玉おじさんと同じ声してそう」と、突如現れた木が友好型である「けん玉おじさん」の平行世界の姿だと考える人もいました。
(物書きモトタキ)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 『ちいかわ』最新話、ちいかわが「草むしり検定5級」に合格していた……? パラレルワールドの“違和感”に困惑の声
なんか怖い。 - 『ちいかわ』最新話、やっぱりパラレルワールド……!? ハチワレが違和感に気付いて焦る展開がなんだか怖い
姿は変わっても中身はちいかわなんだ。 - 「ちいかわ」知らない母が“ガチャ”挑戦→「変なの出てきた」と思わず泣き顔…… 珍エピソードに「笑った」
変かな……変かも……。 - ちいかわデザインのおくすり手帳を開いたら……? “まさかの中身”に衝撃走る「絶対に笑ってはいけない」
「ぺこり」からの「ギュッ」。