スーツの汚れ隠しに描いたフクロウがとてもかわいいと、X(Twitter)で話題になり、8万件を超えるいいねを集めています。
汚れ隠しにフクロウを
作品を投稿したのは、絵処まほろば工房 やたまるさん(@yatamaru2)。お父さまから「油汚れが取れんとこになんか描いてくれ」と頼まれ、スーツの袖に小さなフクロウを描きました。
絵は布用絵の具で描かれているので洗濯も可能です。高級なスーツを大事に使っていること、フクロウのさりげない存在感、刺しゅうにも見える繊細さのすべてがすてきです。
着物や帯に絵付けをしてリメイク
絵処まほろば工房 やたまるさんは、出番のない着物や帯、和装小物に絵付けをしています。2023年の夏に工房を開業し、絵付け作家として本格的に活動を開始。Instagram(mahoroba2023etuke)にはすてきな作例が多数投稿されています。
やたまるさんに話を聞いてみたところ、このフクロウの絵付けは10分程度でできたそうです。一方、着物や帯などの本格的な作品は、パートや家事をこなしつつなこともあって3日ぐらいかかっています。
投稿には200件を超えるたくさんのリプライが寄せられました。反響への感想を聞いたところ、「スーツに絵付けをした、しかも刺しゅうに見えるということが、たくさんの反響につながったのだと思います。動物など毛があるモチーフは刺しゅうのような表現になっていることに気づくことができて興味深かったです」とのことでした。
今回この投稿がきっかけで、着ていない着物や帯・汚れがあるものに絵付けしてほしいとの声をもらえたことがうれしかったとも話していました。絵付けの相談はXのDMなどで受け付けています。
画像提供:絵処まほろば工房 やたまるさん(X(Twitter)/Instagram)
(高橋ホイコ)
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