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ネット専用宝くじ「クイックワン」で1等200万「10本」→「200本」の設定ミス 当せん者には通常どおり支払い、購入者には返金対応(1/3 ページ)

全等級で設定本数にミスが発覚。1等だけでもすでに27本の当せん。

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 インターネット専用の宝くじ「クイックワン」で、各等の当せん本数が誤って設定されて販売されたことが判明。当せん者には等級に関わらず通常どおり支払い、購入者には当せんしなかったとしても発売元を通じて購入代金を返金すると発表した。

クイックワン 設定ミス
ネット専用の宝くじ「クイックワン」

 当せん本数に誤りがあったのは、販売期間が3月1日31日までのインターネット専用の宝くじ「第84回クイックワン」。1枚200円で販売しており、200万枚発売する予定だった。誤りが判明した3日に販売を停止し、販売そのものを中止していた。

クイックワン 設定ミス
専用ページでは当該の「第84回クイックワン」は購入できないようになっている

 本来であれば1等の当せん本数は10本のところ200本で誤って設定。2等は200本のところ2000本に、3等は2000本のところ2万本に、4等は2万本のところ4万本にと、各等とも2倍から20倍の設定になっていた。なお6等だけは本来40万本のところ10本の設定になっていた。停止するまでに1等当せんは27本販売されていた。

 全国自治宝くじ事務協議会は「今回の事態は、受託する株式会社みずほ銀行の責に帰すべきものであるため、既にお支払いした当せん金などの負担を同行に求めていくとともに、今後、再発防止策に努めてまいります」とコメント。委託を受けたみずほ銀行は「ご当せんされたお客さまには、通常通り当せん金をお支払いいたします。また、ご当せんされなかったお客さまには、発売元を通して購入代金を返金する予定です」とアナウンスしている。

 なお、これまでに発売した「クイックワン」および現在発売中の「クイックワン」については、「全量、当せん本数につき相違がないことを確認」しており、引き続き購入することができる。

クイックワン 設定ミス
全国自治宝くじ事務協議会「受託する株式会社みずほ銀行の責に帰すべきもの」
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