「ネコが一番喜ぶこたつの温かさはどれくらいなのか?」という検証を、ヤマトグループ公式YouTubeチャンネルが公開しています。こたつに入り込むネコちゃんの姿をたっぷり楽しめる動画になっており、記事執筆時点で13万回再生を突破しています。
検証は暖房がない広い部屋に設定温度が違う5台のこたつを設置し、ネコたちに自由に過ごしてもらうというもの。30分経過後にネコが一番多く集まっていたこたつを目視で確認します。
設定温度は16℃(スイッチオフの状態)、30℃、34℃、38℃、42℃の5段階(それぞれ±1℃まで)。初めに入ったこたつにネコがとどまってしまうことを考慮し、温度をローテーションして計3回実施します(※専門家指導のもとネコの安全に配慮しています)。
こたつを設置するスタッフさんたちは真剣な表情。それぞれのこたつの温かさを厳密に管理します。検証にあたっては、できるだけネコの気持ちを把握しなければならないため、2人の判定員さんもこたつに入って見守ります。ん?
準備が整ったので検証を開始。首席判定員さんは「僕は一番温かい所に行くと思う」と予想をたてます。早速コタツにはいったものの、すぐに出てきてしまう子や天板に乗ってしまう子など反応はさまざま。それでも時間の経過とともにコタツの中で落ち着く子が増えてきます。
30分が経過して1回目の検証が終了。判定員さんがネコの数を確認に向かいます。中にはコタツ布団にもぐっている子もいるので、「失礼します」と声をかけて布団をめくって数を確認し、「失礼しました」と言って布団を戻します。
1回目の検証を終えて、温度をローテーション。2回の検証を開始します。判定員さんは「温度が同じ場所に行くか、最初と同じ場所に行くかだね」とネコの行動を予測します。
一番温度が低いところに入ったネコは、一瞬座ったものの、一目散に脱出。「ここは違うニャ」と思ったのかもしれません。
判定員さんたちのコタツの上にはお茶とおせんべいとミカンが用意されていて、居心地が良さそうです。
2回目の集計が終わったので温度をローテーションし、3回目がスタートします。検証に慣れてきたのかネコたちの動きが減少。首席判定員さんにも睡魔がやってきます。
3回の検証を終えて、ネコが一番よろこぶコタツの温かさを発表します。集計結果は「ちょっと、よく解りませんでした」というもの。温度や位置の因果関係は認められませんでしたが、「ネコはこたつというよりこたつ布団で丸くなる」ということが解明されました。
動画のコメント欄には「猫に“失礼します”って言うのほんっっっっっっとすき」「ナレーターさんの声も相まってトリビアの泉感あって良き」「こんなほっこり動画を出してくれるクロネコさんが大好きです」といった声が。「失礼します」「失礼しました」の呼びかけにネコちゃんが「アンッ」とお返事をしてくれるシーンや、判定員さんをサーモグラフィで測定するシーンなど、ピンポイントでツボに入った人も多かったようです。
ヤマトグループ 公式チャンネルでは他にも、ネコにまつわる動画を多数公開しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.