タレントの壇蜜さんや吉木りささんらが所属していた芸能事務所「フィット」が、2月末から破産手続きを開始していたことが明らかに。3月27日から大きく報じられたことをきっかけに、同社所属のタレントが自身が置かれた状況や、今後について、また戸惑いをSNSに投稿しています。
関連3社が破産で所属タレントの今後は?
3月22日には東京地裁より破産手続き開始決定を受けていた同社。一部メディアでは27日から同社の破産と関連会社「エンプロ」「ロジック」の解散についても報道されています。
同日、壇さんは水曜パートナーを務めているラジオ番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(文化放送)に出演。メインパーソナリティーを務めているお笑いタレントの大竹まことさんから「事務所が倒産したって聞いたぞ?」と話を振られると「事務所がふっとんだ! あはははは……」「びっくりしたのがYahoo!のトップニュースになってやんの」と笑うしかないといった様子でコメントしました。
一方で、同社所属時代からのマネジャーは継続して業務を担当するそうで、「多分、お仕事はできる」と今後の活動継続意思を示しました。
また、1月に放送を終了した特撮ドラマ「ウルトラマンブレーザー」(テレビ東京系)にアオベエミ役で出演していた俳優の搗宮姫奈さんは、「突然のことで驚きました」とX(Twitter)を通して現在の心境を告白。「下を向いていても何も始まらないので私は変わらず全力で役者の仕事を続けていきます!!! なので安心してください!」と前向きにコメントしつつも、現在は“マネジメント契約終了”状態にあり今後については具体的に決まっていないとしています。「良い事務所やマネージャーさんと出会えるよう全力で動いていきます!!!!」と一時的な連絡先を添えながらの投稿となりました。
また生え抜きタレントだった加藤沙耶香さんも「20年間在籍しました事務所がなくなりました」とXで報告。「スカウトしてもらった日の事から私にとっての重要な場面鮮明に覚えてます。良い時も悪い時もフィットでした」「本当に感謝してます。長かった分、やっぱりね」と複雑な心境をつづりました。
他にもモデルの藤木由貴さんやグラビアアイドルのなな茶さん、アーティストのエンドケイプさんら芸能人がSNSを通して同社への思いなどを伝えています。
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