シャープ公式Xアカウント「不躾な言葉を反省」 レシピ募集企画めぐり謝罪 「まずまずうまい」の表現物議(1/3 ページ)
投稿者の記載がないことや「まずまずうまい」の表現に批判が寄せられていました。
シャープの公式X(Twitter)アカウントは3月28日、ホットクックの広告企画をめぐって謝罪しました。「愛用者への敬意に欠ける」など批判が寄せられていました。
当該の企画は、Xでユーザーからホットクックを使った「ずぼら飯/限界飯」(手間をかけずに作れる食事)を募集するというもの。X担当者が寄せられたメニューを試食し、「限界というには忍びない」5食のレシピ動画を3月25日から1食ずつ投稿していました。
その中で、投稿者のクレジット表示をしていないことに対し、料理のレシピ自体は著作物ではないものの「募集したレシピを紹介するのだから投稿者を記載するべき」といった意見が見られました。
またX担当者がホットクック限界飯/ずぼら飯に対して「味は飛び上がるほどではないけどまずまずうまいという、シャープ非公式メニュー」と表現したことに、「自社製品の愛用者に対して敬意がない」「失礼だ」などの批判が寄せられました。
X担当者は、参照したレシピについて週末の段階でまとめて言及しようと考えていたと説明し、「本来であれば各動画にあわせて明記すべきでした。たくさんのご指摘をいただきました。私の考えがいたらず、まことに申し訳ありませんでした」と謝罪。
また「動画投稿にあわせて、それを紹介する際に『まずまずうまい』との表現を選んでしまいました。この言葉は軽率でした。限界飯という語を目にした時の期待値の低さに反する味だと言いたい時には『手間の少なさに比べるとびっくりするほどおいしい』とすべきでした」とも謝罪し、「不躾な言葉を反省しております」と述べています。
「自発的な発信を広告に捻じ曲げるような行為は、そもそも図々しいものだったと思います」とX担当者は述べ、今後はユーザーが投稿しているレシピについて公式アカウントで言及することや、ホットクックやヘルシオの広告企画に関わることはやめるとしています。
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