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静岡の川勝知事、職業差別と批判受けた発言めぐり謝罪も撤回はせず(1/3 ページ)

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 静岡県の川勝平太知事は4月3日、臨時会見で自身の発言について謝罪するとともにあらためて辞意を表明にしました。

会見

 知事は1日に新人職員への訓示で「県庁というのは別の言葉でいうとシンクタンクです。毎日、毎日、野菜を売ったり、あるいは牛の世話をしたりとか、あるいはものを作ったりとかということと違って、基本的に、皆さま方は頭脳、知性の高い方たちです」と発言。「職業差別ではないか」など批判が集まりました。

川勝知事(会見映像から)

 知事は3日の会見で、自身の言葉に人々の心を傷つけるものがあったとして謝罪。ただし、記者からの「発言を撤回するか」との質問に対しては、「全文を読んでいただきたい」「一部だけ取ると差別発言とも取られかねない」と、発言は不適切だと思っていなかったとし、撤回はしないと答えました。

 辞任の理由としては、失言問題のほか、リニア問題に区切りがついたことも挙げています。辞任の時期は、6月の議会定例会での可決を経てとしました。

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