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ドジャース戦で注目の「ハチ駆除業者」がまさかのベースボールカード化 ノリが良すぎる展開に「こういう柔軟さはさすがアメリカ!」の声(1/3 ページ)

これぞアメリカンドリーム?

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 米老舗トレーディングカードメーカー「Topps(トップス)」は5月2日、米大リーグのロサンゼルス・ドジャース対アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で話題となった、ハチ駆除業者のマット・ヒルトンさんのベースボールカードを発売すると発表しました。本当にノリがいいなあ!

Topps baseball card Matt Hilton
「BEE GUY」がまさかのカード化(画像はトップス公式Xより引用)

 現地時間4月30日にダイヤモンドバックスの本拠地「チェース・フィールド」で開催された試合では、プレイボール直前にバックネット上部に襲来したハチの大群による珍しい試合遅延=「BEE DELAY」が発生。そんなときに球団からの要請を受け現場に駆けつけたのが、駆除業者「ブルースカイ・ペストコントロール」社のマット・ヒルトンさんでした。

 ヒルトンさんがカートに乗って球場に現れると、試合開始を待つ観客からは大きな歓声が。防護服を身にまといバックネット上部で作業を開始したヒルトンさんは、専用の道具を使ってハチを集め、ものの数分で「BEE DELAY」を見事に解決したのです。

 この後、試合は1時間55分遅れで無事にスタート。始球式には、「私たちのヒーロー!」というアナウンスとともに防護服姿のヒルトンさんが再登場し、大歓声を浴びました。

 ヒルトンさんはこの後、インタビューを受けたり、米大リーグ公式Webサイトにニュース記事が掲載されたりと「ヒーロー」として大注目。この流れに乗るように、トップスは「私たちはマット・ヒルトン(昨夜の試合で活躍したハチのスペシャリスト)と契約を結び、彼のオールタイム・グレート・パフォーマンスのサインカードを作っています」とベースボールカードの発売を発表したのです。

 カードには、防護服姿で両手を高く上げるヒルトンさんの写真が使用され、「Bee afraid, bee very afraid(ハチが怖い、ハチがとても怖い)」というコピーが。裏面には「BEE DELAY」のあらましと、ヒルトンさんが始球式を行ったことが記載されています。

 カードの発売を知らせるX(旧Twitter)の投稿には、1万近い「いいね」が。また、「昨日の試合前までは一般のハチ駆除業者だったのが、一夜にして超有名人に! これぞアメリカンドリーム」「ハチ駆除の人、まさか自分がベースボールカードになる日が来るとはと思わなかっただろうな」「こういう柔軟さはさすがアメリカ!」など、アメリカはもちろん日本からも多くの反応が集まっています。

 ヒルトンさんのカードは、トップスのWebサイトより注文を受け付けるプリントオンデマンド商品で、1枚8.99ドル(1342円)。受注期間は日本時間の5月3日4時までとなっており、日本からも購入が可能です。

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