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冷凍パスタが「真珠の耳飾りの少女」にしか見えなくなる魔法 「もうそれにしか見えない」「じわじわきたw」(1/3 ページ)

真珠と耳飾りの香味少女。

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 なにげに手にとった冷凍パスタのパッケージが、どうしてもフェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」にしか見えなくなってしまった人たちがX(Twitter)で話題です。一度気づいてしまえば……脳みそが名画に誤認してしまう!

真珠の耳飾りの少女 パスタ
「オーマイプレミアム 舞茸となすの香味醤油」がだんだん「真珠の耳飾りの少女」に見えてくる……?

冷凍パスタのパッケージが名画「真珠の耳飾りの少女」に一致

 「真珠の耳飾りの少女」はオランダの画家、ヨハネス・フェルメールの代表作の1つで、「青いターバンの少女」「ターバンを巻いた少女」とも呼ばれているオランダのデン・ハーグのマウリッツハイス美術館が所蔵する絵画。わずかな口元の笑みから「北のモナ・リザ」「オランダのモナ・リザ」とも呼ばれています。

真珠の耳飾りの少女 パスタ
こちらがフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。『青いターバンの少女』とも呼ばれる由来のターバンがナスといえばナスに見えます。出典:ウィキメディア・コモンズ

 そんな名画に空目してしまうのがニップンの「オーマイプレミアム 舞茸となすの香味醤油」のパッケージ。皿に盛られたパスタをフォークでからめてすくい上げた瞬間を切り取った構図で、なすの一部がうまいことフォークに乗っています。このなすの皮のムラサキ色がターバンの青の部分に、舞茸とパスタが後ろにまとめた布が垂れ下がっている部分に酷似しているというのです。

真珠の耳飾りの少女 パスタ
名画と偶然の一致を果たした「オーマイプレミアム 舞茸となすの香味醤油」。岩手県産八木澤商店の本醸造こいくち醤油を使用しており、舞茸、揚げなす、ほうれん草、ベーコンをトッピングしています。24年春にリニューアルを行い、特長である醤油の味わいがアップしました

 労働後ティータイム(@World_Wibe_Wed)さんはXに「冷凍パスタ 真珠の耳飾りの少女かと思った」と冷凍パスタの画像とともに投稿すると、瞬く間に拡散され、「そうにしか見えなくなった」「そっくり」「ダメだwww見えるwww」と次々に同意を得ていきました。

 一度見えてしまえばもはや取り返しがつきません。Xでは「もうそれにしか見えない呪文をかけられました」「これに気づく感性が羨ましい」「フェルメール好きへの新手のサブリミナル」といった声が寄せられています。中には「狙っての構図だったりして」とメーカー側へのあらぬ疑いまで。

 編集部は一応確認のためニップンへ聞いてみると、「狙っておりません」との回答。「同ブランドのベネフィットである『具がごろり、どっさり!』を表現するために、フォークの持ち上げシズルに立体的に具材を配したことによるものです」とのこと。確かにこの「オーマイプレミアム」の冷凍パスタシリーズはほぼ同じ構図のパッケージになっており、本商品だけ何かに寄せるなんてことはなかったようです。

 ちなみに話題になっていることは把握しており、「パッケージ、シズル変更の狙いであった具材をのせたフォークのリフト部分に、よりフォーカスがあたっているということが分かり良かったと感じています。SNS上で話題化されることで、よりブランド、商品認知に繋がればよいと感じます」(ニップン担当者)

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