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ドライバー不足で修学旅行の貸切バス手配が突然キャンセルに 旅行代理店は謝罪「総動員して修学旅行の実施に努める」(1/3 ページ)

修学旅行は来週実施というタイミング。

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 直前に迫った修学旅行で、貸切バスの手配ができずに急遽予定の変更の対応を迫られる事態になった――。16日にXへ投稿された、大手旅行代理店・近畿日本ツーリストからの児童および保護者に宛てた“お知らせ”が物議を醸した。

近畿日本ツーリスト
貸切バスが直前にキャンセル(画像はPIXTAより)

ドライバー不足を理由に直前で貸切バスの手配がキャンセルされ

 投稿によると来週に控えた修学旅行で手配していたはずの貸切バスが、ドライバー不足を理由にバス会社から急遽キャンセルされたというもの。近畿日本ツーリスト側も代替としてほかのバス会社を探したものの直近ということもあり、どのバス会社からも断られたとして初日の行程を変更せざるをえなかった。

 修学旅行自体は中止されることはなく、別の移動手段を手配しなんとか遂行される目途はついたようだが、あまりに急なキャンセルに「一週間前のキャンセルはない」「計画の立て直しが大変そう」と同情する声や、「最大手がこの対応だと全国的にかなり深刻ってことが分かります」「修学旅行これからどうなるんだろう」と今後のドライバー確保を心配する声が寄せられた。

 対応を迫られた近畿日本ツーリストはねとらぼ編集部の取材に対して、事実を認め「いわゆる2024年問題のドライバー不足が要因」と説明。同様の事態は今のところほかに発生してはいないが、バスの手配が厳しい状況であることを認めた。今回はバス会社側の事情による急な手配キャンセルといった不可抗力的な事情はあれど、ドライバー不足の問題は今後も影響しそうだ。近畿日本ツーリストは「全力で手配を進めてまいります」とコメントしている。

 当該の修学旅行は行程の見直しを行い、貸切バス以外の交通機関(列車やタクシー)を利用するなどして手配したという。ただ、一部の見学箇所や行動予定の変更はせざるをえず、学校側に相談して了承を得たとのこと。その差額については返金するとしている。

「予定されている修学旅行を無事に実施し、ご満足いただけるよう誠心誠意、全力を尽くしてまいります。併せまして今後は同じことを繰り返さぬよう、グループ全社のネットワークの力も再結集させ手配強化に努めてまいります。特に関西方面については、親会社の近鉄グループとも連携し、バス、列車、タクシーなどを総動員して修学旅行の実施に努めてまいります」「このたびは、学校さま、生徒さまならびに保護者の皆さまには大変ご迷惑をおかけしますこと、お詫び申し上げます」(近畿日本ツーリズム担当者)

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