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「謝礼」をどこまで崩すと「謝れ」に見えるか? 似て非なる2語の境界線を探る実験が興味深い(1/3 ページ)

「れ」が「礼」から変化してできた経緯もあって紛らわしいやつ。

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 「謝礼」の2文字を少しずつ崩して、字面のよく似た「謝れ」に寄せていく試みがX(Twitter)で注目を集めています。「謝礼」が「謝れ」に見えてくる境界線はどこだ?

謝礼と謝れ 「謝礼」から「謝れ」への変化を6段階で表現。あなたはA〜Fのどこからが「謝れ」に見えましたか?

「謝礼」→「謝れ」の境界線

 鉛筆や筆ペン、万年筆など道具を問わず、美しい書に取り組んでいるみぃ楽器(@3ga9nock)さんの実験。「『謝礼』が『謝れ』に見えた」といった文言を見かけ、それならばあえて寄せに行ったらどのへんで「謝れ」に見えるのか、試してみたといいます。

 そこで、「れ」という平仮名が「礼」から変化して成り立った経緯をさかのぼるように、「礼」の字を「れ」へと変化。その崩し方に合わせて、「謝」も楷書から強めの行書へ少しずつ変化し、違和感なく「謝れ」に見えてくるよう工夫したそうです。

謝礼と謝れ 謝も礼も同じような手法で崩していくと、このような形になるそうです

 こうして「謝礼」から「謝れ」への変化をAからFまでの6段階で示した書は、見え方も人それぞれ。「Eあたりで謝れに見える」「礼の最後がハネるかどうかが大事な気がする」「こうして並べると、全部謝礼にも見える」など、さまざまな反応を呼んでいます。

画像提供:みぃ楽器(@3ga9nock)さん

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