ナガノ先生が手掛ける『ちいかわ』の最新話が5月20日に更新されました。出し物大会を見ていたパジャマパーティーズの話の続きです。
※以下、原作漫画『ちいかわ』最新話のネタバレに触れています
アニメも大人気の『ちいかわ』。原作漫画はX(旧Twitter)で連載中で、ちょっぴり泣き虫だけど優しいちいかわや、その友達の明るくてポジティブなハチワレ、大声で叫ぶうさぎとのなにげない日常を繰り広げる作品です。
基本は短編ですが、時折挟まる長編エピソードでは、ホラー展開や重々しいダークファンタジーが展開されることもあります。前回は新曲を作るもドツボにハマってしまうみどりの話でした。
みどり、完全に迷走……
20日に更新された最新話は、迷走したみどりが、とがりまくった曲を作りはじめてしまう話です。
みどりが書き上げた新曲のタイトルは「ガイコツ」。その歌詞は「ホネをガチャガチャならしへたするとくずれる…犬にみつかってしまい追いかけられるしまつ…あぁオレたちゃガイコツ地下室につれてけ」とデスメタルを感じる世界観です。
歌詞はさらに「ガチャガチャもんくをいうな オレたちももんくはいえないぜ だって…だって…だって…あるくたんびにガチャガチャいうもんな。」と続きます。
みどりはやりきった風の顔をしていますが、他のメンバーは戦慄(せんりつ)しておびえきってしまうのでした。
Xでは、新曲の方向性に対して「迷走してやべぇ方向性にいっちゃうのあるある」「みどりちゃんが迷走してる」「アーティストが迷う個性の袋小路」といった声が寄せられています。
また「デトロイトメタルシティの根岸君思い出した」「あまりにもデトロイトメタルシティな展開だったか」「もうDMCの根岸作詞だろ」とデスメタルバンドの活躍をコミカルに描く漫画『デトロイト・メタル・シティ』を思い浮かべる人もいました。
確かに『デトロイト・メタル・シティ』の主人公である根岸崇一は、甘くかわいい曲を作りたいのに事務所社長の意向でおどろおどろしい曲を作らされています。強制ではないものの、似た何かは感じるかもしれません。
(物書きモトタキ)
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