難病ALS闘病中のニャンちゅう声優、病状進行で「ほとんど体か動かなくなっちゃいました」「ここからがこの病気の本番」(1/2 ページ)
2023年12月には気管切除により「声は失いました」と公表。
NHK Eテレ「ニャンちゅう」シリーズでニャンちゅうの声を長らく務めた声優の津久井教生さんが5月26日、Xを更新。闘病中の筋萎縮性側索硬化症(ALS)について、「ほとんど体か動かなくなっちゃいました」と現在の状況を明かし、ファンから応援の声が寄せられています。
「ほとんど体か動かなくなっちゃいました」
津久井さんは、「ここ最近で病状が進んで、ほとんど体か動かなくなっちゃいました」(原文ママ)と病状に変化があったことを報告。「でもここからがこの病気の本番のような気がしています。ここから何ができるか、見つけなくっちゃ♪(^o^)」と前向きにつづり、多くの声優仲間やファンから応援のコメントが寄せられています。
津久井さんが手足やのど、舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていくALSと公表したのは2019年。公表当時既に自力で歩くことが難しい状態で、その後手も動かなくなるなど病状が進行していることをSNSやYouTubeで報告。
ALS公表時は「なんと今のところ『声』だけは無事の状態でいます」としていましたが、2023年12月には体幹や呼吸筋にまで病状がおよび、気管切除により「声は失いました」「一気にALSの最終段階に来てしまった」と明かしながらも、ALSの実情などを意欲的に情報発信しています。
津久井さんは「ニャンちゅう」シリーズで「ニャンちゅう」の声を長く手掛け、関連楽曲も担当。ニャンちゅうの声は2022年11月に事務所の後輩である羽多野渉さんに交代が発表されています。
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滑膜肉腫と闘っています。