お笑い芸人のとにかく明るい安村さんが、アメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)」に“TONIKAKU”のステージネームで出演。会場の大爆笑をさらい無事予選を通過しました。同番組の公式YouTubeチャンネルがその一部始終を公開しています。
審査員から歓迎「あなたは私の息子のお気に入りだ」
安村さんは、アメリカズ・ゴット・タレントのステージに「ハロー、アメリカ!」と両手を振って登場。パンツ1枚といういつもの姿に、「何が起きているの!?」と動揺する審査員に笑顔で「Don't worry, I'm wearing Pants!(安心してください、履いてますよ!)」と英語で応えます。いつもの安村さんだ。
また、審査員の1人、サイモンはダブルサムズアップで歓迎し、「あなたは私の息子のお気に入りだ」と伝えます。
初めに安村さんは、「私はパンツを履いていますが、裸のポーズをします」と説明しますが、観客は意味をとらえかねている様子です。
最初のネタは「アメリカン・フットボール選手の裸のポーズ」で、プレー開始時の構えをすると履いてない感じに。次の瞬間、「安心してください、履いてますよ!」と言うと、会場からは笑いが起こります。
パンツを脱ぎだして安心できない状況に……
しかし、多くの観客がまだ笑いどころをつかみ切れてないようで、笑い声はそこまで大きなものではありません。
そのあと、銃を構える姿が裸に見える「ジョン・ウィックの裸のポーズ」、ボールを投げる瞬間に裸に見える「バスケットボールの裸のポーズ」、チャイニーズシアター前の有名人の手形に手を当てるポーズが裸に見える「チャイニーズシアター手形の裸のポーズ」などを次々と披露。笑いどころがわかってきた観客の笑い声はどんどん大きくなっていきました。
最後にすべてのポーズをリズムに合わせ順番に見せていくと大きな拍手が。しかし、そこでは終わらず、「待って、待って、待って」と言いながらパンツを脱いでいく安村さん。
会場には笑いと同時に緊張感が生まれますが、股間を押さえている手を離すと、重ね履きしていたパンツが現れます。「安心してください、履いてますよ!」の声で会場から大喝采を浴びました。
このパフォーマンスに審査員からは、「これはすばらしい!」「本当に楽しかった。ハンサムでとてもクリエイティブです」「また来てほしい」などの声が上がります。
「この男を好きにならずにいられない」
記事執筆時点で18万回以上再生されているこの動画のコメント欄には、「なぜこんなにおもしろいかわからないけど、本当におもしろい」「毎回同じギャグをやってもおもしろいのが信じられない」「この男を好きにならずにいられない」「本当にバカバカしくて、とてもおもしろい」「100万ドルの価値があるよ」などの反応が寄せられています。
なお、安村さんはイギリスのオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント(BGT)」に2023年4月に出演し予選を突破。残念ながら準決勝で敗退してしまいましたが、海外にその名を知らしめる大きなきっかけとなりました(関連記事)。
※画像は「America's Got Talent」のYouTubeチャンネルより引用
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