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一般社団法人キャッシュレス推進協議会は、店舗でのキャッシュレス決済が利用可能かを示す図案について、当初「ピクトグラム」としていたものを「図(ロゴ)」に表現を修正すると発表しました。
「わかりやすさの観点から『ピクトグラム』と表現」
図案はコンクール形式で一般公募され、英文字をベースにした「CASH LESS ONLY」(完全キャッシュレス店舗)「CASH LESS OK」(キャッシュレス利用可能店舗)がそれぞれ採用されました。協議会は「本図案をキャッシュレス推進協議会公式のピクトグラムとし、今後、広く店舗や地図、案内図等でご利用いただくことで、キャッシュレスの普及をより実感いただくとともに、わかりやすい店舗利用を促してまいります」としていました。
しかし、言葉に頼らず一目で分かるような図形のことを指す「ピクトグラム」の定義にそぐわないのではないかという指摘が続出。また、図案募集時の「図案に文字や文字と誤認する恐れのある図柄を含まないこと」という留意点とは矛盾する作品が採用されたのではないかとして、物議をかもしていました。
協議会は6月21日までに公式サイトを更新。該当の図案については「当初『完全キャッシュレス/キャッシュレス利用可能店舗のピクトグラム』としておりましたが、本図案の募集段階では、『ピクトグラム』という文言は使用しておりませんでした。発表のタイミングでわかりやすさの観点から『ピクトグラム』と表現いたしましたが、発表後の報道等の内容を踏まえ、募集時の説明時に用いていた『図案』に基づき、表現を「図(ロゴ)」と修正いたします」と報告しています。
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