全編「生成AIで製作」する映画が誕生へ 安達寛高(乙一)、曽根剛、山口ヒロキが監督務めるオムニバス作品
「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」は2024年内の劇場公開予定。
オリジナルの物語から映像/音声/音楽など全編を生成AIで製作する映画「generAIdoscope:ジェネレイドスコープ」の製作が決定。原作・監督は、各ジャンルで活躍する安達寛高(乙一)さん、曽根剛さん、山口ヒロキさん。2024年内の劇場公開予定です。
画像生成AI「Stable Diffusion」やOpenAIが発表した動画生成モデル「Sora」など、登場からすさまじい勢いで進化を続ける生成AI。映画や映像芸術の世界でも生成AIを用いたクリエイティブが増える中、部分的な利用ではなく、映像/音声/音楽など全編にわたって生成AIで作り上げようとする意欲的な試みです。
現在の生成AIはハイクオリティーな長尺の映像をボタン一発で生成できるようなものではなく、今作でも3人の映像作家の作品をオムニバス形式で映画とするもよう。公開された特報映像では、音楽生成AIにSuno AIが用いられるなど、個々の生成AIサービスを組み合わせて全編を生成AIで製作していることが分かります。
3本の作品をオムニバス形式の映画としており、『GOTH リストカット事件』『くちびるに歌を』などの作品で知られる安達さんの作品は、猿たちの住む無人島に漂着した船乗りたちの脱出劇を描いた「モンキーズ・オデッセイ」。
映画「カメラを止めるな!」で撮影監督を務めた曽根さんの作品は、夢の中で亡き母と再会する少女が夢と現実を行き来しながら再会を目指す「AZUSA」。
内田理央さん主演映画「血まみれスケバンチェーンソー」の監督でも知られる山口ヒロキさんは、楽器を手に猫と旅をする元魔術師のお婆ちゃんを描く「グランマレビト」をそれぞれ手掛けます。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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