ドール服作りの達人が、どこの家にもある“アレ”を使って洋服を作っちゃった! 驚きのアイデアに「すごい」「マネしてみたい」(1/2 ページ)
ドール服がすてきに仕上がる。
ドール服作りで手間がかかるピンタックの作業。そんな、ピンタックをどこの家庭にでもある「アレ」を使って簡単に作る方法がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で動画は2万回再生を超えています。
ピンタックはかわいいけれど……
投稿者は、YouTubeチャンネル「Amiの小部屋【人形服作りと日常の記録】」を運用しているAmiさん。ドール服の制作&販売を8年以上行っており、チャンネルでは制作したお洋服の紹介や作り方などを発信しています。
今回紹介するのは、お洋服のデザインに加えるとかわいく仕上がるピンタック(※)。細いタックが連なり難しそうですが、あるものを使うと簡単にきれいなピンタックを作ることができるそうです。
※ピンタック……布を小さくつまみ縫いすることでできる、約1〜1.5ミリ幅の細長いひだ
作り方を公開
まずは、綿ローンなどの薄手の生地を用意し、半分に折りアイロンでしっかり折り目をつけます。続いてアイロンの熱でインクが消える「フリクションペン」を使い、折り目から1ミリのところに印をつけましょう。
ミシン目が波をうたないようにトレーシングペーパーなどの紙を布の下に敷き、先ほどの印に沿って縫っていきます。この時、ミシンを4〜5針進めたら生地を伸ばすという縫い方をすると、真っすぐに縫うことができるとのこと。縫い終わったら、トレーシングペーパーを外し、印をアイロンで消します。
「アレ」の正体
次はいよいよ2本目のタック作業。最初の折り目から約2ミリのところにタックを入れるため、両布端に印をつけます。そして、待望の「アレ」が登場! その正体は……「爪ようじ」でした。先ほど印をつけた布を裏返して、印に定規をあわせ爪ようじでしっかり跡をつけしょう。このひと手間で印の位置に折り目がつき、簡単にタックをたたむことができます。
再び生地を表に戻し、爪ようじの跡に沿って山折り。最後はアイロンで整えミシンでていねいに縫ったら、2本目のピンタックが完成です! こちらの作業を続けることによって、真っすぐできれいなタックが並ぶピンタックが出来上がります。ピンタックが作れるようになれば、ブラウスやワンピースなどのドール服がさらにかわいく仕上がりそうですね。
しかし、デメリットが1つ。爪ようじで布に跡をつける際、先が潰れてしまうので生地に引っ掛かる原因に。心配な人はすぐに新しい爪ようじに交換するか、薄めの定規を代わりに使うとよさそうです。
身近なアイテムを使った、目からウロコの今回のアイデア。コメント欄には「探してたのでわかりやすくて嬉しかったです」「素晴らしいアイデア、マネしてみたいと思います」「すごい〜これぐらい作れたら良いなぁ」など絶賛する声が寄せられていました。
AmiさんはYouTubeチャンネル「Amiの小部屋【人形服作りと日常の記録】」の他にXアカウント(@ami_dolldress)でも、ドール服作りの情報を発信中です。
画像提供:YouTubeチャンネル「Amiの小部屋【人形服作りと日常の記録】」
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