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「『最近絵が荒いな』なんて思われるのが辛い」がん闘病中の漫画家、作画の苦悩明かす→励ましの声続々「アグレッサーはバンジョーさんあっての漫画」(1/2 ページ)

バンジョーさんのアグレッサーが読めるだけでありがたい。

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 テレビアニメ化された『DAN DOH!!』や連載中の『機動戦士ガンダム アグレッサー』で知られる漫画家の万乗大智さんが8月15日にXを更新。がんと闘病しながらの画業で画風の変化を懸念する投稿に、「むしろ描き続けられておられることに感謝」「アグレッサーはバンジョーさんあっての漫画」などの反響が寄せられています。

万乗「『最近絵が荒いな』なんて思われるのが辛い」

 小学館『週刊少年サンデーS』で『機動戦士ガンダム アグレッサー』を連載中の万乗さんは、「バンジョーは癌による体の痛みと闘って原稿描いてるので、強い痛み止めを飲みながら頑張ってます」と、がんと闘病しながらの画業であることを報告。「でも、それ飲むと色々別の疲れが出てきて苦労してるのだ」と苦労を吐露しました。

万乗先生のXアカウントヘッダー
(画像は万乗大智公式Xから)

 こうした事情は読者には関係のないことだとしながらも、影響が作画におよび「最近絵が荒いな」と思われるのはつらいことだと万乗さん。「この場を借りてほんの少しごめんねしときます」とつづりました。

 この投稿には、『アグレッサー』1巻から校了責任者を務める編集者から「一度として絵が荒れていると感じたことはありません。自信を持って描き続けてください」とエール。ファンからも体をいたわるよう声があがるとともに、「気張って描いてくださっているのが絵に現れております!!」「むしろ描き続けられておられることに感謝」「荒くなってるんじゃなくて進化してる」「アグレッサーはバンジョーさんあっての漫画」などの声があがっています。

「機動戦士ガンダム アグレッサー」コミック最新刊表紙
万乗先生の連載作品「機動戦士ガンダム アグレッサー」コミック最新刊(画像はAmazonから)

 万乗さんは2020年5月にがんを公表。「腫瘍も大きくて最悪のケースで進んでいる」としながらも「なんとか復帰できるよう頑張ろう」と前向きな気持ちをつづっていました。その後、人工肛門の手術を行ったことや直腸がんであることを明かしています。

 『DAN DOH!!』でタッグを組んだ坂田信弘さんは7月に76歳で逝去したことが発表されたばかり。万乗さんは「ひどい 約束が違うよ まだ2人でダンドーやろうなって約束したのに 馬鹿!」とコメント。「心が痛いと身体もこんなに痛いんだ」「1日泣き腫らしました」とつづっていました。

万乗さんのがんに関する過去のポスト

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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

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