【インタビュー】台湾チア界に舞い降りた日本人チア 「Uni-Girls」ChihiroとNozomiに聞く「台湾チアに魅了される」理由(1/4 ページ)

Uni-Girlsの風神雷神コンビ感あって好き。

» 2024年08月18日 12時00分 公開
[台湾チアTV]

 球場を盛り上げ、選手とファンをつなぐチアリーダー。中でも、台湾プロ野球(CPBL)のチアリーダーは数年来、ネットを介して日本のファンからも熱い視線が向けられています。

見ると元気になる台湾チア 見ると元気になる台湾チア
advertisement

 2024年の台湾チア界は、6球団で見ると海外籍のチアリーダーが11人所属。うち日本人は3人で、3人とも2024年がデビューとなります。今回は、統一ライオンズのチアチーム「Uni-Girls(ユニガールズ)」所属のChihiroさんとNozomiさんのインタビューをお届け。埼玉西武ライオンズの公式パフォーマンスチーム「ブルーレジェンズ」から台湾チアの世界へと飛び込んだ2人に迫ります。

Uni-Girls所属のChihiroさんとNozomiさん 2024シーズンから「Uni-Girls」に所属したNozomi(希美)さん(左)とChihiro(千紘)さん(右)

チアを目指したきっかけは対照的な2人

Uni-Girls所属のChihiroさんとNozomiさん

―― 台湾で頑張る日本人チアを日本の皆さんにより知ってもらいたいと思い取材を企画しました。楽天ガールズのKAHOさんにも先日取材させていただいていて、これが第2弾です。よろしくお願いします。最初に、チアリーダーを目指したきっかけを教えてください。

Nozomi 私は「テレビをつけたら野球中継」な家で生まれ育ち、野球が身近な存在でした。あるとき、東京ドームに観戦に連れて行ってもらって、チアの方たちがグラウンドで踊る姿を見て、「この衣装を着て私も踊りたい!」と母にお願いしたのが始まりで………。

advertisement

―― 幼いころから。

Nozomi 4、5歳のころです。それがきっかけでダンススクールに入れてもらいました。チアになりたくてダンスを始めたといってもよいくらいで、小さいころからチアになるのが夢でした。

―― Chihiroさんがチアになられたきっかけは?

Chihiro 対照的ですけど、私は小さい頃、野球はあまり見ていなくて、チアの存在も知りませんでした。友人に「チアやってみたら」と勧めてもらい、オーディションを受けたのがきっかけです。

advertisement

日本のチアをやめて台湾のチアを目指した理由

Uni-Girls所属のChihiroさんとNozomiさん

―― 日本でのチアの経歴ですが、Nozomiさんは読売巨人軍公式マスコットガール「ヴィーナス」にも所属されていましたよね。

Nozomi はい。私は2021年がヴィーナス所属、2022年と2023年が埼玉西武ライオンズの「ブルーレジェンズ」所属、計3年間です。

Chihiro 私はライオンズだけ。2022年に入って、2023年までの2年間です。

―― 日本のチアをやめて台湾のチアを目指した理由は?

Nozomi 2023年8月に、西武ライオンズと統一ライオンズのコラボで台湾に来たのですが、その時は観光する時間がなく、10月にちいちゃん(Chihiroさん)と2人で台南を訪れました。

 せっかくだから野球も見ようということになり、台南棒球場で統一の試合を観戦しました。ファンの方と同じ目線で台湾野球を見るのはそのときが初で、とにかく熱狂的な応援スタイルに魅了されました。

 チアが先頭に立って、ファンの皆さんと球場を盛りあげる姿やファンの熱気を感じながら、小さいころから野球が大好きだった私がやりたかったことはこういったことだと強く実感しました。だから、台湾に来て、台湾チアになって、これをやってみたいなと思ったんです。

Chihiro 私もきっかけは一緒です。のんちゃん(Nozomiさん)と客席から応援を体験して、すごく魅力を感じました。私もここに入ることができるのならぜひ入りたいと思いました。

―― 加入されて3カ月ほど、統一のチアとして既に何試合も応援されていますが、日本のチアの文化と台湾のそれで違いは感じますか?

Nozomi 強く感じたのは“自由さ”です。ネガティブな意味ではなく、衣装やダンスパフォーマンスもメンバーたちが主体となって考えるなど、個性を尊重/強調した環境だと感じます。

Chihiro 私は、ファンの方との距離感にも違いを感じました。

 台湾では、踊っていない間もお客さんと同じ客席に座って試合を見ているので、そこで自然と会話するケースがあります。日本ではあり得ないことだったので最初はびっくりしたんですけど、一緒になって踊って応援するのがすごく楽しいです。

―― 踊っていて楽しい応援曲、または踊りがすごくハードな曲は?

Nozomi 踊っていて楽しいのはやはりりチャンテ(チャンステーマ)の統一尚勇。みんなで肩を組んで左右に揺れるのがとにかく楽しいです。踊っていて大変なのは、張翔選手の曲。踊り自体は簡単ですが、手を羽のように広げてステップを踏む動きがすごくハードでした。

Chihiro 同じだ(笑)。私は、局間曲(イニング間を指す言葉)の8回の王者無敵。あれは腕が疲れます。

NozomiとChihiroのチャンテ統一尚勇
縦動画でNozomiとChihiroのチャンテ統一尚勇

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/22/news086.jpg 芸能界引退した「ショムニ」主演の江角マキコ、58歳の近影にネット衝撃「エグすぎた」 突然顔出しした娘とのやりとりも話題に
  2. /nl/articles/2502/21/news157.jpg 希少性ガンで闘病中だったアイドル、死去 「言葉も発せないほどの痛み」母親が闘病生活を明かす
  3. /nl/articles/2502/22/news059.jpg 「17歳ってまじ?」老けて見られる長髪青年を理容師がカットすると…… 「彼の人生を救ったね」「パーフェクトだよ!」【海外】
  4. /nl/articles/2502/20/news011.jpg 和菓子屋で、バイトの子に難題“はさみ菊”を切らせてみたら……「将来有望」と大反響 その後どうなった?現在を聞いた
  5. /nl/articles/2502/22/news024.jpg 釣れたアオリイカを2カ月飼ってみると…… 同じイカとは思えぬ変化に「魚より賢くてかわいい」「なんて凄い映像」
  6. /nl/articles/2502/21/news028.jpg 業務スーパーで買ったアサリを水槽に入れて120日後…… “まさかの大事件”に衝撃「うわーー」「あさりちゃーーーん!」
  7. /nl/articles/2502/19/news035.jpg 温かそうだけど…… 呉服屋さんが教える「マフラーの巻き方」になぜか既視感 「あの巻き方ってこうやってたの!?」
  8. /nl/articles/2502/22/news029.jpg 「コレ知らないと老けるよ?」 プロが教える“10歳若返る整形メイク” ちょっと工夫するだけで印象ガラリ「毎日古メイク全開でした」
  9. /nl/articles/2502/21/news145.jpg 「キスの会しよう」 華原朋美、高級接待した記者に“関係迫られる”トラブル 激怒の相手に5歳息子も怯え「あの人頭おかしいよ!」「ママやばい」
  10. /nl/articles/2502/21/news053.jpg 「助けて。息子がこれで幼稚園に行くってきかない」→まさかのアイテムに母困惑 「行かせましょう!」「控えめに言って最高」と反響
先週の総合アクセスTOP10
  1. 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  2. コメダ珈琲店で朝、ミックスサンドとコーヒーを頼んだら…… “とんでもない事態”に爆笑「恐るべし」「コントみたい」
  3. 「14歳でレコ大受賞」 人気アイドルがセクシー女優に転身した理由明かす 家族、メンバー、ファンの“意外な反応”
  4. 雑草ボーボーの荒れ地に“牛3頭”を放牧→2週間後…… まさかの光景に「感動しました」「いい仕事してますねぇ~!!」
  5. “この子はきっと中型犬サイズ”と思っていたら……たった半年後とんでもない姿に 「笑わせてもらいました」
  6. 年の差21歳で「夫は娘の同級生」 “両親大激怒”で結婚は猛反発されるも……“まさかの行動”で説得
  7. 163センチ、63キロの女性が「武器はメイクしかない」と本気でメイクしたら…… 驚きの仕上がりに「やっば、、」「綺麗って声でた」
  8. サイゼリヤ、メニュー改定で“大人気商品”消える 「ショック」悲しみの声……“代わりの商品”は評価割れる
  9. ママが反抗期の娘に作った“おふざけ弁当”がギミックてんこ盛りの怪作で爆笑 娘「教室全員が見に来た」
  10. 「さすがに無神経な内容」 “暴言受けた”伊藤友里が降板発表→岡田紗佳の直後の投稿に批判の声 Mリーガーも反応
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議