あるX(Twitter)ユーザーが投稿した「折れたつま楊枝で星を作る」実験動画が、「生き物みたいだ!」「星の誕生の仕組みだね!」と注目を集めています。これ、知らないと見返しちゃうやつだ!
つま楊枝で作る「星の誕生」の仕組み
「お前そんなもんいつでも撮れるやろ選手権」のハッシュタグとともに動画を投稿したのは、普段から「そんなの知らなかった」といった内容を定期的に発信しているXユーザーの山本健二(獣医師やまけん/@ZERO42596487)さん。
手順は、つま楊枝を半分に折ったものを5本用意し、その5本を中央からくっつけて放射線状に並べます。その後、中央の折れ目部分にストローやスポイトでそっと水を垂らして、動きを観察するだけ! 徐々に折れた部分が元に戻ろうとしていき、それぞれ押し合う形で星形に開いていくのが観察できました。平坦でかつ滑りやすい場所だとなおやりやすそうです。
原理的には、折れ目部分に水を垂らすとつま楊枝の繊維質に水が入り込んでいって膨張。「毛細管現象」が起きて折り曲げた方向とは逆の方向に力が働き、広がったつま楊枝同士がぶつかりあって、「合力」の方向である外側方向に伸びていき、まるで生きているように「星形」になっていくというものです。
もちろん“きれいな星形”になるようにつま楊枝を動かすためには、折った楊枝の配置や角度、水の量や注ぎ方など、さまざまな条件がそろわないとうまくいきません。深夜のファミレスなんかで、この現象を知らない友人や家族に見せてあげればバカうけすることうけないです! なんだか、くしゃくしゃのストロー袋に意味もなく水を垂らして、ワイワイやっていたひと時を思い出す……どこか懐かしさを感じる動画ですね。
画像提供:山本健二(@ZERO42596487)さん
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