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芸大生が作った“カニの一輪挿し”に「すっごい素敵」「これは…!!!欲しいっ」と絶賛の嵐 独創的な陶芸作品が話題(1/3 ページ)

空間に物語が生まれそう。

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 カニをモチーフにした独創的なデザインの一輪挿しがX(Twitter)で紹介されました。投稿は記事作成時点で10万件以上表示され、2500件を超えるいいねを獲得。美しい陶芸作品が注目を集めています。

“生け花をつかむカニ”がモチーフの一輪挿し

 作者は、東京藝術大学で陶芸を専攻している野村俊介(@S_Nomura2000)さん。昆虫やカニなどの生き物をモチーフにした作品を制作している野村さんは、最新作の一輪挿しの写真をXで紹介しました。

 作品名は「波の綾」(サイズはW25.7×D6.5×H23.3センチ)。丸型のフレームの上に小さなカニが乗った独創的なデザインです。花を生けると、カニがハサミの部分で茎をつかんでいるように見えます。

カニをモチーフにした一輪挿し “生け花をつかむカニ”がモチーフの一輪挿し

 カニは今にも動き出しそうなほどリアリティーがあり、生けた植物とともに生命力を感じます。その美しさに部屋に飾ってずっと眺めていたくなりそうです。

 野村さんは“生け花をつかむカニ”をモチーフにした一輪挿しをシリーズで制作しており、この他にもお皿の形の一輪挿しなどさまざまな作品を手掛けています。最新作の「波の綾」は、現代建築になじみやすいデザインを意識したそうです。

「すっごい素敵だ!」「直に拝見したい」と反響

 作品には「あー! 素敵だ! すっごい素敵だ! どうしていいかわかんないくらい素敵だ!」「今地球上にある物質で一番欲しい」「一度、作品を直に拝見したい作家さん。いつか機会に恵まれますよーに」「その空間に物語が生まれてすごく良いと思います」「コレは楽しい花器」など、多くの称賛の声が寄せられています。

 野村俊介さんは、この他にもXアカウント(@S_Nomura2000)でさまざまな作品を公開中。また、「波の綾」を含む野村さんの計5点の作品は「第60回杜窯会作陶展」に出品予定です。

第60回杜窯会作陶展

場所:日本橋三越 本店6階 美術工芸サロン
日時:8月28日〜9月3日 10時〜19時(最終日17時終了)

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