X(Twitter)民のアイドル猫ヤマダくん、19歳で天国へ 「涙がじわじわとあふれてきます」「どうか安らかに」(1/2 ページ)
多くの“ツイッター民”を癒やしてきたヤマダくん、ありがとう。
たくさんの癒やしを与えてくれたSNSのアイドル猫、「ヤマダ」くんが9月7日に19歳で旅立ちました。飼い主の丸山カネキリカ(@Kirika_ma_cos)さんがX(Twitter)で報告。安心できる家族の腕の中で、眠るように穏やかな最後だったことを伝えています。
ヤマダくんは、2015年8月に投稿された動画で、飼い主さんの腕をハグするようにしがみついて甘える姿がかわいいと大きな反響を呼んだ猫さん。その後も有名なアスキーアートを実写化したような寝姿や、飼い主さんの腕を抱きしめたままキュートな寝言をもらす姿などでたびたび注目を集め、ねとらぼでもそんな面白くてあいらしい姿を何度も紹介してきました(関連記事1/2)。
大好きな飼い主さんとヤマダくんが出会ったのは2005年8月。当時生後数カ月のヤマダくんはケージに入れられた状態で近所の公園に捨てられていました。見つけた丸山カネキリカさんの母が保護し、家族として迎えられたヤマダくんは、飼い主さんが落ち込んだときはそっと寄り添い、甘えるときは真っ直ぐに愛を伝えたりと、やさしくて感情豊かな猫さんへと成長。その一途で愛情深い姿は、これまで何人ものネット民を癒やしてきました。
ちなみに高齢になってからは獣医師とも相談し、さまざまなリスクも踏まえ、最後は家で看取ると決めていたとのこと。8月23日に一度意識を失い危ない状況となりましたが、奇跡の復活をとげていたヤマダくん。しかしその後は、眠る時間の方が多くなっていったそうです。
丸山カネキリカさんは9月8日の投稿で、「今すでに一緒に愛猫と暮らしている方は、さらに今以上の愛情を注いであげてください。私も、ヤマダも、全ての猫と猫を愛し共に暮らす人との幸せを願います」と読者へのメッセージを寄せています。
多くの人から愛されていたヤマダくんの訃報には、「涙がじわじわと溢れてきます」「あの可愛い姿に、とても笑顔と元気を貰えました。どうか安らかにお眠り下さい」「うにゃにゃにゃにゃと鳴く姿を何度見た事か…ご冥福をお祈りいたします」「こんなに愛されて長生きできて幸せでしたね。どうか安らかに。心よりお悔やみ申し上げます」などの追悼メッセージが寄せられ、X(Twitter)では9月8日19時45分時点でトレンドに「ヤマダ氏」が。日本中のXユーザーが、ヤマダくんの旅立ちについてコメントを送ったようです。
またとびきり人懐っこい姿を見せてくれたヤマダくんだけに、あるユーザーからは「幼稚園の頃に引っかかれて以来なんとなく怖い対象だった」という猫への印象が変わったとして、「気がつけばどっぷり沼にハマり、今では4匹と暮らしています。人生を豊かにするきっかけをくれてありがとう。忘れません」という声も。ヤマダくんのかわいい姿が人生を変えるきっかけになったのですね。
ヤマダくん、これまでかわいい姿をたくさん見せてくれてありがとうございました。ヤマダくんが天国でも幸せに過ごせますよう、心からお祈りいたします。
画像提供:丸山カネキリカ(@Kirika_ma_cos)さん
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