韓国のガールズグループ「NewJeans」が9月11日、YouTubeチャンネルを開設し、所属事務所「ADOR」の親会社にあたる「HYBE」に対する告発を行いました。
NewJeansの懇願
HYBEは4月に、ADORの元代表で同グループのプロデューサーであるミン・ヒジンさんを「業務上背任」の疑いで刑事告発していました。さらに8月には、ミンさんを代表から退任させ、HYBE出身のキム・ジュヨンさんをADORの新代表に選任しました。
この背景から、同グループはこの日、「NewJeansが言いたいこと」(ねとらぼ編集部で翻訳)という韓国語のタイトルでYouTubeで生配信を「事務所のスタッフにも知らせずに」(メンバーの発言)実施。
NewJeansはまず、「グループ結成前から現在までミンさんと長い時間を過ごしてきたため、ミンさんに守られて大きな信頼関係があり、今後もミンさんと共に活動を続けていきたいという気持ちがある」と明かしました。
続けて、「告発などの問題があって以降、メンバーの資料流出や過去の制作物の削除など、本来守られなければならないことが管理されず、大きな不安を抱いて誰を頼っていいのか分からない状態が続いている」という旨を話しました。
いじめの告発も
また、メンバーのハニさんは、HYBE内のいじめについても告発。ハニさんがHYBEに所属するほかのグループに遭遇した際にあいさつをすると、マネジャーがそのグループのメンバーに向けて、ハニさんに聞こえるような声量で「無視して」と告げたと主張。これを受けてADORに対処を求めるも、措置はなかったとしています。
NewJeansは最後に、「ミン代表をいじめるのをやめてほしい」とし、「ミンさんを代表に戻し、本来のADORに戻してほしい」「自分たちは自分たちの仕事をこなすので、もっとよくしてほしいということではなく、元の環境に戻してほしい」といった懇願をHYBEに対して行いました。
ファン激怒
異例のグループの緊急配信を受け、ファンはX(Twitter)などで「ありえない」「本当に許せない!」「ガチで終わってる」「本当にかわいそう。周りの大人は誰も守ってあげられないのか」「本当にこの子たちは何も悪くない。全部謝ってほしい」など激怒する声を上げています。
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